じぶんの一歩

じぶんの一歩

山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

【地蔵岳(赤城山)】寒いし!ガスだし!またもや予報が外れてしまった赤城山

◆2021年4月3日(土)

前回の赤城山は昨年9月。

「午前中は晴れる」との予報を信じて

山麓車中泊するも、朝起きたらまさかの大雨。

もちろん登山は中止! 

 

そして、今回も・・・!!

「こんなはずじゃなかった」となってしまった。

 

■9時00分

前橋に着いても赤城山はぶ厚い雲の中。

先にアカヤシオの丘に寄ることにした。

f:id:Westyumi:20210404002634j:plain

 

ズバリ見ごろでしょう!

今回の赤城山はお花見メインだったので

これには満足。

ただ思ったよりも規模が小さかった。

f:id:Westyumi:20210404002829j:plain

f:id:Westyumi:20210404002809j:plain

 

桜も満開。

ここまで来る道すがらも

とてもきれいに咲き誇っていた。

f:id:Westyumi:20210404002849j:plain

 

アカヤシオの丘の駐車場の向かいに

レトロな型の車輌が2つ。

その隣には「骨董品」の立て看板が。

「これ、骨董品なの???」

f:id:Westyumi:20210404002924j:plain

 

■9時40分頃

赤城白樺牧場近くまで登ってきたが、

「なんじゃこりゃーーー!!」

ガスはどんどん濃くなる一方。

異世界に行ってしまいそうではありませんか!

天気予報、またも外れたり。

前橋は晴れる予報だったはずでは??

f:id:Westyumi:20210404002939j:plain

 

■10時00分

とりあえず空の様子を見ようと、

覚満淵を先に散策することにした。

f:id:Westyumi:20210404003341j:plain

 

古い木道の横に新しい木道が出来ていた。

f:id:Westyumi:20210404003413j:plain

 

「つまんない・・・」

「せめて足元にお花でもあってくれれば・・・」

でも、まだ、その時期ではありません。

水鳥が水面を蹴る音と、

カエルの死骸があっただけの静かな覚満淵。

f:id:Westyumi:20210404003644j:plain

 

空模様は相変わらず。

とは言え、このまま帰るのも何なので、

まだ登ったことのない地蔵岳

最短コース(片道約30分!)、

八丁峠から歩いてみることにした。

(当初の予定は黒檜山から駒ケ岳周回)

 

■10時40分

気温4度の小沼駐車場を出発。

この先、大胡へはまだ冬期閉鎖中。

5日(月)10時から開通なんだって。

f:id:Westyumi:20210404003959j:plain

 

■10時45分

八丁峠の登山口は階段からスタート。

f:id:Westyumi:20210404004344j:plain

 

■10時55分

 「地蔵岳9」まで木段が続いた。

f:id:Westyumi:20210404004421j:plain

 

土の道と木段が交互に現れる登山道。

f:id:Westyumi:20210404004542j:plain

f:id:Westyumi:20210404004631j:plain

 

■11時05分

 「地蔵岳8」

f:id:Westyumi:20210404004710j:plain

 

平坦な木道。

相変わらずガスで真っ白。眺望ほぼ無。

f:id:Westyumi:20210404004454j:plain

 

斜面にはツツジがいっぱい。

これが咲いたらきれいだろうなぁ。

f:id:Westyumi:20210404004848j:plain

 

火山岩の道に変わった。

f:id:Westyumi:20210404005000j:plain

f:id:Westyumi:20210404004906j:plain

 

「電波塔!」

もう山頂かぁ。

f:id:Westyumi:20210404005049j:plain

 

山頂は「地蔵岳7」でした!

f:id:Westyumi:20210404005109j:plain

 

■11時10分

地蔵岳の山頂に到着。

ガスです!とにかく、ガスガスです!

f:id:Westyumi:20210404005127j:plain

 

奥に行ってみると国土交通省やテレビ局、

たくさんの電波塔が霞んでいた。

f:id:Westyumi:20210404005232j:plain

 

山頂にあったトゲトゲの木には

かわいい赤い実がなっていた。

帰宅して調べてみたら、

トゲがあってへびも登れないことから

「ヘビノボラズ」って名前で、

メギ科(別名コトリトマラズ)の植物。

確かにこのトゲトゲは、

小鳥も止まれないし、ヘビも無理!

f:id:Westyumi:20210404005835j:plain

 

基本、眺望はなく、真っ白なガスの中。

でも、たまーーに雲が切れて、大沼が見え隠れ。

下の写真が今日精いっぱいの眺望だった。

防寒着に身をつつみ、軽い昼食をとる。

「黒檜山を、濡れた岩肌に神経を使いながら

登ったところで、あの雲の中だったかぁ」と

思うと、今日は地蔵岳で良かったのかな。

f:id:Westyumi:20210404005301j:plain

 

赤城神社

「昔の土砂崩で繋がって、今の半島みたいな形に

なったんだよ」って

近くのおじいちゃんが孫に説明していた。

私も勉強になりました!

f:id:Westyumi:20210404005337j:plain

 

■12時15分

地蔵岳」の名前のついた山らしい石碑群。

下山しよう。

f:id:Westyumi:20210404005436j:plain

 

山頂直下のケルンが気になったので

寄ってみたら小沼が見えていた。

ここもいい休憩ポイントじゃないですか!

小沼は大沼より100m少し高い地点にある。

まーるい形が火口湖らしい。

f:id:Westyumi:20210404005536j:plain

 

山頂付近はまだガスガスですね。

f:id:Westyumi:20210404005628j:plain

 

下山は小沼を見ながら。

f:id:Westyumi:20210404005815j:plain

 

平坦な木道。

登りの時は真っ白な世界だっただけに、

こんなに眺望があったんだと驚いてしまった。

気持ちのいい登山道だったんやね。

f:id:Westyumi:20210404005926j:plain


覚満淵だよね!?

f:id:Westyumi:20210404005731j:plain

 

斜面にぎっしりツツジ

f:id:Westyumi:20210404005949j:plain

 

「9番」まで下りてきた。

f:id:Westyumi:20210404010032j:plain

 

私は濡れた木道の下りに緊張気味。

昨シーズンは、尾瀬の木道で滑って尻もちを

ついたところから始まったからなぁ。

今シーズンも木道の尻もちで始まるのだけは

避けたいところ(笑)

f:id:Westyumi:20210404010202j:plain

 

どんどん小沼が目線の高さに近づいてくる。

f:id:Westyumi:20210404010223j:plain

 

八丁峠駐車場が見えてきた。

f:id:Westyumi:20210404010317j:plain

 

■12時40分

八丁峠登山口に到着。

地蔵岳の木道の幅とゆるやかな段差は

歩きやすさ抜群だった。

f:id:Westyumi:20210404010337j:plain

 

■12時45分

小沼駐車場に戻る。

気温は1度上がって5度になっていた。

まだまだ寒い。

f:id:Westyumi:20210404010503j:plain

 

■13時15分

最後に赤城神社に寄って参拝。

f:id:Westyumi:20210404010529j:plain

 

「桐に菊に葵ーー!!!」

見慣れた家紋に目が釘付け・・・

「なんでこんなに並んでるんだ???」

f:id:Westyumi:20210404010608j:plain

 

社務所で登山御守りをいただいた。

よく見るとリュックサックのデザイン。

他にもデザイン性の高い御守りが

各種ありました!

f:id:Westyumi:20210404010619j:plain

 

今日は、この後、〆のイベントとして

赤城南面千本桜を散歩の予定だった。

ところが、豚熱が発生してしまい(殺処分作業の為)

千本桜は今日から立ち入り禁止に・・・

先日何気なく読んでいたニュースが

ここに関係してくるとは!

通りすがりに車からチラッと見えた

満開の千本桜の並木はすばらしく美しかった。

残念だけど、またの機会に、ですね。

 

f:id:Westyumi:20210404010637p:plain

 

■今回のコースタイム

【所要時間】約2時間5分

(休憩時間 約1時間5分含む)

10:40 小沼駐車場

10:45 八丁峠登山口

11:10 地蔵岳山頂(昼食)

12:15 下山開始

12:40 八丁峠登山口

12:45 小沼駐車場

 

■コース上のトイレ

小沼駐車場(ただし冬季閉鎖中)

ビジターセンターのトイレを事前に利用