◆2022年9月10日(土)
東吾妻山から一切経山へ。
後半戦開始!
前半戦はこちらで。
■10時45分
鎌沼の湖畔に下りてきた。
のどかな空間が続く。
この時期、湿原の主役はリンドウ。
たくさんの人が水際で山を楽しんでいる。
「ここ、いいね〜!気に入った〜」
休憩するのに持ってこい!
腰を下ろす人達を横目に私たちは酸ヶ平湿原を
どんどん進む。
■11時05分
酸ヶ平避難小屋に着いた。
となりには公衆トイレ棟もある。
小屋から一気に急斜面を登る。
が!このあたりは硫黄臭が強く、
加えて何やら火山性ガスが漂っているらしく
喉がヒリヒリしだした。
今までいろんな火山に登ったけど、
こんなに喉をやられたのは初めてだった。
マスクをしての急登を癒してくれるのは、
穏やかな東吾妻と鎌沼、酸ヶ平湿原の展望。
山頂まであと約0.6kmの標識から
傾斜が緩む。
山頂の賑わいが見てとれるようになってきた!
小富士ちゃんも低くなっちゃって。
2本の道の合流地点が、スタート地点の浄土平。
■11時40分
山頂に着いた!ここも、広い!
記念写真を撮ったら、いそいそとその奥へ!
魔女の瞳は……
じゃーーーーん!
「今日は久しぶりによく見えてるよ〜」
と地元の方。
「これは・・・!めっちゃキレイやん!!」
福島まで来た甲斐があったなーーー。
吸い込まれそうな紺碧色の瞳。
いつまでも眺めていられる美しさ。
目線を上げると、蔵王の山並み。
東吾妻山とすっかり雲の取れた磐梯山。
■12時10分
名残惜しいが、下山開始。
■12時40分
避難小屋を通り過ぎる。
右手に広がるのは黄味を帯びた酸ヶ平。
ひょっこり頭を出す入道雲。
季節の移ろいが目で見える。
鎌沼への分岐は左に折れて浄土平に向かおう。
すすき!
正面の小富士は、もうすぐ目線と同じ高さになる。
背丈より大きい噴石と轟音立てる噴気口。
火山のパワーを感じるポイントだね!
浄土平まで下りてきた。
小富士のまーるい噴火口はもう見えない。
こうして見ると、浄土平湿原も
ずいぶん草紅葉が進んでいるね。
■13時10分
浄土平ビジターセンターに戻り、
下山届けを出す。
浄土平天文台の夜間開館は
とても興味深いものがあるけど、
これはまたの機会があればということで。
ダンナの足の不調と仕事、
週末ごとのグズグズの空模様。
今年の夏山シーズンは泣かず飛ばずの日々が
続いていたけれど、
今日は久しぶりに山に登った気分。
サイコーに気持ちいい!
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【東吾妻山・一切経山】魔女の瞳ぱっちり!①(浄土平→姥ヶ原→東吾妻山→鎌沼) - じぶんの一歩
■今回のコースタイム
【所要時間】約5時間5分
(休憩時間 約45分含む)
08:05 浄土平
08:50 姥ヶ原分岐
09:45 東吾妻山山頂(休憩①)
10:00 下山開始
10:40 姥ヶ原分岐
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10:45 鎌沼への分岐
11:05 酸ヶ平避難小屋
11:40 一切経山山頂(休憩②)
12:10 下山開始
12:40 酸ヶ平避難小屋
13:10 浄土平ビジターセンター
■コース上のトイレ
浄土平、酸ヶ平避難小屋横公衆トイレ
■主な費用
浄土平駐車場 500円/1日