じぶんの一歩

じぶんの一歩

山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

【苅田岳・熊野岳(蔵王)】融雪早し!御釜、開眼

◆2024年5月3日(金)/前泊

仙台に用事があり、GWを利用して

出かけることになった。

せっかくなので蔵王とセットにしましょう!

 

安達太良SA下りの利用はいつも夜間。

ティガがお迎えしてくれるのが、うれしい。

 

そして、深夜のお楽しみといえば、

 

これでしょ!

 

まず。ラーメンそのものが美味しい。

さらに夜中に食べると美味しさ2倍増し!

ここは、なんと24時間営業!

このご時世に頑張ってくれてます。


◆2024年5月4日(土)

■8時20分頃

宮城県山形県をつなぐ山岳道路

「エコーライン」は新緑の中スタート。

山の上の方に少し残雪が見える。

 

鳥居から20分ほど走ると火山の風景に。

ここまでは順調だった・・・。

 

■8時45分頃

雪の廻廊にさしかかったころ、

早くも渋滞発生・・・!

料金ゲートまでどのくらいかかるんだろう??

 

車は進まないが周りの景色はすばらしい。

 

エコーラインの分岐地点。

直進すると山形県。ほとんどの車は右へ逸れ、

蔵王山頂方面へ。車列はまだまだ続く・・・

(ちょうど7年前の5月3日にも来ていて、

その時は山頂駐車場まで渋滞ゼロだった!)

 

■9時35分

やっと料金所を通過。

駐車場までまだあと20分もかかるのか・・・

 

■9時50分頃
第二駐車場到着。ちらほら空きあり。

係員さんの指示を待って駐車する。

今日の眺望はぼんやりしている。

 

■10時10分

山頂レストハウスへ。

13時40分頃、ここに戻った時には

女子トイレの列が階段下まで伸びていた!

もちろん、この時点ではそこまで混むとは

想像すらしていなかった。

 

■10時20分

刈田岳へ、出発!

 

■10時25分

5分で苅田岳山頂に到着。

たくさんのケルンと石碑が印象的。

 

ひときわ目立つ石碑は

「伊達宗高公命願之碑跡」。

寛永元年刈田岳の大噴火の際、

政宗公の第七子宗高公がここに登り

願をかけ、やがて鎮火したという。

 

そしてここはお釜のビューポイント!

 

山頂標識は刈田嶺神社(奥宮)のすぐ横にある。

社務所には御朱印を求める人の行列が

でき始めている。

 

私、今日まで「かりた」と読んでました。

「かりた」ではなく「かった」が正解です。

 

■10時35分

熊野岳へ向かう。

 

御釜に一番近いルートへ下りる。

 

御釜を間近に見ながらのんびり歩く。

 

崩れそうな雪庇。

 

ほぼ正面までやって来た。

奥の太平洋は霞んでいて、空と一体化している。

今年は前回と比べると雪の廻廊は低いし、

御釜の氷もほとんど融けている。

▼2017年5月3日の御釜。まだ寒々しい。

 

御釜から離れて、レストハウスから延びる

メインストリート「馬の背」に戻る。

ここから先は観光客の姿がほぼなくなり、

静かな山あるきができる。

 

「飯豊、朝日も登ってみたいな~」

でも、体力的にその日は来るのだろうか??

 

おおまわりで避難小屋を目指す。

 

刈田岳から御釜をほぼ半周した。

 

残雪に一本の亀裂!

近くあそこからごっそり落ちるのだろう。

残雪の右が「馬の背」ね。

 

広い稜線にでると、月山がお出ましです!

鳥海山は春霞の奥。

「このあたりにあるはず・・・」と

目を凝らすとぼんやり見えてきた。

 

■11時40分

避難小屋に到着。

火山にある避難小屋なので

非常にがっちりできている。防御力強し!

 

これは・・・?何の跡?

 

小さく山頂の祠が視界にはいってきた!

 

■11時50分

熊野岳山頂。


石積みにへばりついて風を避ける。

ここでお昼ご飯にしよう。

 

今日はキムチ鍋!

 

具材を食べたら、大幅に期限を過ぎている

アルファ米を使って雑炊に。

特に不具合もなく、おいしく出来た!

 

食後は場所を変えて、

遠くの山々を見ながらコーヒータイム。


■13時05分

下山開始。

 

下山は避難小屋を経由せず、

残雪を横切り最短ルートで。

 

斜面を見上げる。今年は(今年も?)

どの山も雪解けが早いなあ。

 

2017年の写真と比べるとその差は歴然。

 

雪が少なくて助かることもある。

それは、登山道がぬかるんでいないから

靴が汚れないこと。

 

御釜の正面を過ぎると、

 

人口密度が一気に上がり、

遠目からでも刈田嶺神社御朱印の列が

とんでもないことになっているのが分かった。

 

■13時40分

山頂レストハウスに戻る。

トイレに寄ろうと思ったら、女子は大行列!

貼紙にあったエコーライン駒草平駐車場の

公衆トイレを利用することにした。

 

帰りはスイスイ順調に車を走らせる・・・が!

対向車線はなんと料金所から

すみかわゲート手前まで約14km渋滞中!

今朝の私たちの渋滞なんてかわいいものだった。

※GW中は夜間閉鎖があるので、

ハイラインは16時、エコーラインは17時で

ゲートが閉じられる。

14時過ぎで14km渋滞・・・

最後尾の車は果たして御釜を見ることは

できたのだろうか???

 

山を下りきると春たけなわ。

清流と緑が目にやさしい。

秋保温泉を経由して仙台に向かうことにした。

 

■14時55分頃

沿道の「天ぷらエベレスト盛」なる

のぼりが気になって、

JAみやぎ仙南農産物直売所に急遽

ハンドルを切ってしまった。

 

野菜やお花の苗がお値打ち価格!

 

のぼりの主は直売所の隣接の

「生駒農場」さんのコレ ↓ だった!

 

私たちは野菜より山菜を食べたかったので

3P500円の天ぷらをテイクアウトした。

2人だと一度に食べられない量だった。

 

■15時30分頃

秋保温泉でのお目当ては「さいち」のおはぎ。

1日5000個売り上げる、有名なアノおはぎ!

お店の方によると、

今日はオープンから14時半すぎまで

店の外まで行列が絶えず、

今ようやくおさまったところだそう。

いい時に来たのかも。

 

1P350円!ずしりとくる重さ。

あまさ控えめのあんこがたっぷり♪

「これはおいしいわ!」

他にもずんだおはぎ、納豆おはぎもあった。

 

仙台での用事は済んだが、今発つと

ずっぽり東北道の渋滞にはまりそうなので

下道で白石ICまで南下することにした。

 

途中、「蔵のまち」村田町の町並みを

車窓から見学たり、(川越みたいだった)

 

白石IC近くの

「町老人憩いの家 黄金川温泉」で

汗を流して夜更けを待つ。

 

町外利用でも破格の料金!

洗い場にはボディーソープしかないので

シャンプーなどは持参です。

 

白石IC近くの国道沿いのお寿司屋さんで

夕食をとり、給油して東北道に入る。

渋滞はすでに解消していたが、眠い・・・。

1日よく動いたのでさすがに疲れた。

ちょっと寝よう。

 

早朝、安達太良SA上りで安達太良山を背負った

セブンとご対面。

そういえば安達太良SAの上りは初めて。

飲み物を買うと流れるビーム音やセブンの声が

聞きたくて、お茶を買ってしまった。

ティガではじまりセブンでしめくくった

今回の東北プチ山旅は、なかなか盛沢山だったな。

■今回のコースタイム

【所要時間】約3時間20分

(休憩時間 約1時間30分分含む)

10:20 山頂レストハウス

10:25 刈田岳山頂(休憩)

10:35 刈田岳出発

11:40 避難小屋(見学)

11:50 熊野岳山頂(昼食)

13:05 下山開始

13:40 山頂レストハウス

 

■コース上のトイレ

山頂レストハウス、(駒草平駐車場)

 

■主な費用

蔵王ハイライン有料道路  550円

(駐車料金含む)

 

■今日の温泉

「町老人憩いの家 黄金川温泉」 350円/1人

・白石ICから車で10分

・夜9時まで営業

・薄茶の濁り湯

・浴室の規模は銭湯くらいかな?

・利用者はほぼ地元の方

・軽食がとれる無料休憩所もあるらしい

・夜は真っ暗なので歩くのに灯りが必要