◆2014年6月29日(土)
4月下旬、1通の封書が届く。
「さあ行こう!!上高地キャンペーン」
応募2回目でなんと当選ーー!!
倍率なんと300/15000超、しかも1万円分!
ありがとうございます!!!
キャンペーンに当選するのは
「利尻クエスト2021」以来。
忘れたころに吉報はやってくる。
上高地も利尻も思い出深い大好きなところ。
思いは通じるのですね(笑)
話を戻し、期限間近となった6月29日。
上高地へさあ行こう!
■7時00分
小ぬか雨降る中、
沢渡バスターミナル7時ちょうど発の
天気予報ではこれから晴れてくるはず。
■7時30分
久しぶりの大正池。
立ち枯れの木、少なくなったなぁ。
雨が上がったばかり。
草花はまだ水滴をまとい、生き生きしている。
河童橋に向かって歩き、
大正池の端っこで湖岸に出る。
まだ残っているこの立ち枯れの木は
いつまで見ることができるんだろう?
2005年GWの写真がありました!
20年前と比べると随分さみしくなりました・・・
クマの目撃情報の看板。
昨今の熊の出没は本当にこわい。
クマベルは2023年に設置されたらしい。
■7時50分
田代湿原に出ると視界が開けるが
穂高連峰は雲の中で全く見えない。
早くもニッコウキスゲが咲いていた!!
まさかキスゲが見れるとは!
田代池。
山を取り巻く雲が神秘的な雰囲気を
醸し出している。
レンゲツツジの季節はもう終わり。
キスゲにバトンタッチやね。
きれいな状態の花をやっと見つけた。
このあたりは猿が多い。写真は小猿。
遊歩道脇は白や黄色のお花が絶えない。
小さいお花を見つけては
しゃがんでスマホを向ける。
気がつけば相当数の写真を撮っていた!
これは、お花編にまとめることにしよう!
■8時15分
田代橋を渡る。
今日一番目立っているのは、カラマツソウ!
花火のような白いお花がかわいい。
■8時30分
ウエストン碑。
3日前。バスターミナル~帝国ホテル間で
クマ出没・・・の貼紙。こわいこわい。
河童橋が見えてきた!
わりと早足で歩いているものの
お花の写真で立ち止まってばかり。
早くも時間が押し気味になってきた。
■8時50分
河童橋の上にて。
焼岳の山頂が見えてきた。
一方、穂高連峰はまだ雲がかかり、
岳沢小屋あたりまでしか見えていない。
今日のコースで一番好きな場所、
岳沢湿原に入る。
六百山と立ち枯れの木、
澄んだ水がとてもきれい。
水面に空が写っている。
澄みきった水に魚が泳ぐ。
こうして見ると水がないみたい。
大好物のリフレクトも!
川からミストが沸き立っている。
なんてきれいなんだろう!!
反射で森と水面の境がなくなっている。
明神橋が見えてきたところで、
左に入り穂高神社へ。
■9時50分
登山の時は淡々と横尾(またはその先)を
目指すので、このエリアはいつも素通り。
今日は初めての穂高神社奥宮参拝です!
拝観料500円を納める。
登山御守(1000円)も社務所にありました。
「御船神事」に使われる「龍頭鷁首」。
読み方は「りゅうとうげきしゅ」。
「龍はよく水を渡り、鷁はよく飛んで風に
耐えるとされ、開運吉祥を招く象徴」
とのこと。
一の池。
参拝する。
蝶が手にとまった!
角度を変えて。水が透き通っている。
二の池。ここもなんてきれいな・・・
点在する岩の配置が絶妙で
まるで鑑賞用に作った庭園みたい。
奥は行き止まりとのこと。
ここで引き返す。
■10時10分
初めての嘉門次小屋。
やっと来ることができました!
囲炉裏で岩魚を焼いている。
その上には有名な「ピッケルと猟銃」。
でも、なんか様子が違う??
どうやら本物は、銃が規制の対象に
なることが判明し、昨秋、
大町山岳博物館に寄贈されたそうです。
▼嘉門次小屋さんのHPより
さあ、出番ですっ!
名物の岩魚の塩焼き(1200円)をいただきます!
頭から丸ごと一瞬でたいらげる。
徳澤園まで行きたいので
ここでゆっくりしていられない。先を急ごう。
■10時25分
明神橋を渡る。
明神を過ぎたとたん人影がなくなり
とても静かになった。
ここはいつも気持ちがいい!
徳澤園の公衆トイレは新築工事中で
仮設トイレがずらっと並んでいる。
徳澤園が見えてきた。
当初ここでテント泊しようと計画してたんだよね。
でも、日程と天候がうまく合わず、
今日の日帰りとなった次第です。
■11時15分
徳澤園に到着!
わざわざここまで来たのは
「No Mountain No Life」Tシャツ(3300円)を
購入するためだったのだ(笑)
これもキャンペーンの割引券を利用。
やったね!コレ、ずっと欲しかったんだ ♪
お昼にピザを食べるつもりだったが、
食券が自動販売機となるので
割引券が使えないことのこと。
仕方ないので、嘉門次小屋に戻り
お蕎麦でも食べることにしよう。
ちょっと残念だった。
ここに来たならソフトクリーム(500円)は
食べないと。実費でいただきました!
■11時50分
徳澤園を出発。
■12時35分
明神館前。
うわ~人が増えた~!
明神橋。
明神岳の雲がすっかりとれた。
■12時45分
ふたたびの、嘉門次小屋。
山ざるそば(1100円)をいただいて、
割引券を全部消化する。
ごちそうさまでした!!
嘉門次小屋から河童橋へはどうしよう?
①このまま川を渡らずに、
景色の良い岳沢湿原経由で戻る
②距離の短い左岸ルートで戻る
ちょっと迷う。
この後の白骨温泉にはあわてずに行きたいので
少しでも時短するべく②で決定!
〈余談〉
上高地ビジターセンターのHPを見てみると
29日の熊の目撃情報は7件も・・・!
時間をよく見てみると、岳沢湿原経由で
河童橋へ向かっていたら
出くわしていたかもしれない?
私たちが通り過ぎた後(8:30→8:50)、
1時間以内に目撃情報が報告されている。
以前、杓子山で熊らしき声を聞いたことは
あるけれど、幸いにも実際に遭遇したことはない。
このまま熊と会わずにすみますように・・・
■13時15分
川を渡り、明神館前を後にする。
山頂くっきり、明神岳。かっこいい!
■13時50分
小梨平が見えてきたころ、
急ぎの電話が入り、対応のため小休憩。
■14時00分
清水川のバイカモが日射しを反射して
蛍光色に輝いていた!
緑の世界がめちゃくちゃキレイ!
これは感動モノです!!
■14時05分
河童橋に到着。
まあ、人の多いこと!!
穂高連峰の雲はまだ残っていて
吊尾根が半分見え隠れ。
■14時25分
バスセンター発沢渡方面へのバスは
毎時15分と30分。
予想通り、今日はお客さんが多いので
臨時バスで対応してくれている。
ありがたい!25分発のバスに乗車する。
車窓から。
次の上高地はいつになるかな?
そして、どこに登る時なんだろう?
楽しみだ。
■15時35分
沢渡駐車場から約10分。
むせかえる硫黄臭があたりに漂っている。
これがウワサの階段!
谷底の川まで一気に下りる!
下の方に川と、よしずで囲われた
風呂が見えてきた。
まだまだ下りる!
とある記事によると100段くらいあるとか。
さすが公共野天風呂。
大人一人520円とリーズナブル!
受付で売っている温泉卵(150円)は
奥の休憩所(左にちょっと写っている)で、
渓流を眺めながらラムネ(190円)などと
一緒に味わうことができる。
温泉粥も人気らしい。
女風呂はよしずで守られているので
開放感はやや欠けるものの
すぐ横で音を立てる渓流がなんとも
気持ち良く、青みがかった白濁の湯に
いつまでもつかっていられる。
一方男風呂は遮るものがなく、まさに野天風呂!
なので上の道路から丸見えらしい。。。
でもかなり距離があるので気にならないとのこと。
( ↑ ダンナ談)
お風呂の様子はネットにたくさんあるので
気になる人は見てみてね!
湯上りに温泉卵を食べて、お風呂を出ると
今日一番の急登が待ち受けていた!
▼お花編はこちら
■今回のコースタイム
【所要時間】約6時間45分
(休憩時間 約1時間45分含む)
07:30 大正池
07:50 田代湿原
08:15 田代橋
08:30 ウエストン碑
08:50 河童橋
09:50 穂高神社奥宮(参拝・散策)
10:10 嘉門次小屋
10:25 明神橋
11:15 徳澤園(休憩①)
11:50 徳澤園出発
12:35 明神館前
12:45 嘉門次小屋(昼食)
13:15 明神館前
13:50 小梨平(休憩②)
14:05 河童橋(休憩③)
14:15 上高地バスターミナル
■コース上のトイレ
徳澤園・明神館・バスターミナルなど
■主な費用
沢渡駐車場 700円/1日(=24時間)
シャトルバス往復 2800円/1人
嘉門次小屋
・岩魚の塩焼き 1200円
・山ざるそば 1100円
徳澤園
・Tシャツ 3300円
・ソフトクリーム 500円
※交通費、ソフトクリーム以外は割引券を利用
(端数のみ実費)
■今日の温泉
・営業時間は平日は16時まで、土日祝は17時まで
各日30分前に受付終了
・渓流すぐそこ!の秘湯
・青みがかった白濁湯
・野天風呂が1つ、洗い場3つ
・石鹸・シャンプー・リンスあり
・温泉卵やラムネもgood!
・最後に階段の急登が待っている