じぶんの一歩

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山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

出羽三山参り!羽黒山神社・月山神社・湯殿山神社を巡る2日間

◆2024年10月12日(土)/1日目

江戸時代、「西の伊勢参り」「東の奥参り」と

人気があった「出羽三山参り」。

羽黒山(現世)→月山(過去)→湯殿山(未来)の順で

三山を巡る「生まれ変わりの旅」へ。

 

■10時00分

田んぼの中の一本道。

ひときわ目立つ羽黒山大鳥居は

高さ20m、幅15m!

東北一の大きさなんだって!

 

大鳥居から約3km。羽黒山神社に到着。

神社前の無料駐車場に車を停めて参拝開始。

 

案内図の通り、神社は山の頂上。

私たちは表参道の石段を徒歩で往復する。

羽黒山有料道路(400円)を利用して

山頂まで行く方法もあり。

社務所にあった無料の案内図(部分)

 

■10時20分

「隋神門」は神域に邪悪なものが入らないよう

御門の神を祀っているとのこと。

隋神門をくぐり、「継子坂」を下る。

 

祓川を渡って「爺杉」を過ぎた所に

「国宝羽黒山五重塔」が建っている。

杉並木の中に建つその姿はどっしりと優美。

京都や奈良の五重塔とは

また違った趣がすごく良い!

ずっと見てみたかった羽黒山五重塔

「満足、満足!」

 

山頂までは一の坂から三の坂まで

2446段の石段をひたすら登るのみ。

表参道の杉並木はとても美しく

ミシュラン三ツ星を獲得しているらしい!

 

約1時間で山頂の三神合祭殿に到着!

左から「湯殿山神社」「羽黒山神社」「月山神社

の社号額がかかっている。

この合祭殿は日本最大の瓦葺き建物で、

拝殿の大きな空間で参拝すると

気持ちが穏やかになっていく。

出羽三山のうち月山と湯殿山

冬は積雪で参拝できないため三神を羽黒山に合祀。

ここに来れば三山を参拝したことになる。

 

■13時00分頃

参拝後、門前で名物玉こんにゃく(150円)を

いただく。(ピンボケになっちゃった・・・)

羽黒山の詳細はこちら!

 

■2024年10月13日(日)/2日目

月山神社へのコースタイムは往復約5時間。

山頂での参拝やお茶タイムを入れると

約6時間ってところかな。

8合目駐車場から弥陀ヶ原湿原を通って山頂へ。

 

■7時20分

「天気予報は晴れなのに、ガスガスやん・・・」

そのうち晴れてくれるだろうと期待して出発!

 

9合目から上の紅葉はすでにピークアウト。

ガスが取れてきたと思ったら、

 

あっという間に青空が広がった。

ほんとに山の天気は変わりやすい。

振り返ると、この絶景!!

 

■10時20分

駐車場からゆるゆると登ること3時間。

山頂で記念撮影の後、参拝へ。

 

開山期間は7月1日~9月15日。

神職は下山し、拝殿も閉じられ冬支度。

お月様を象った石の賽銭箱が「月山」らしい。

 

下山は登ってきた道を引き返す。

草紅葉の中にポツンと地塘。

私の好きな風景だ。

 

弥陀ヶ原湿原にある中之宮を通って下山。

空を仰ぎ鎮座する狛兎。

 

■13時50分

中之宮と駐車場は約10分の距離。

木道をゆるやかに下って、月山詣終了。

朝、寒い上にあまりにガスが濃くて

1時間以上出発を後らせてしまったせいで

時間が押せ押せなってきた!

急いで湯殿山へ向かわないと。

月山8合目駐車場から湯殿山参籠所までの

移動時間は車で約1時間10分。

▼月山の詳細はこちら!

 

■15時15分頃

湯殿山有料道路(400円)の終点が近づくと

朱塗りの大鳥居がでん!と見えてきた。

現在、過去、未来を巡る生まれ変わりの旅も

いよいよ大詰め。

湯殿山は山頂へは登らず、

中腹にある神社の参拝のみで。

「語るなかれ」「聞くなかれ」の湯殿山神社

気持ちを新たに鳥居をくぐる。

 

■16時20分頃

駐車場に戻る。

鳥居横の参籠所では日帰り入浴ができるが

残念ながら営業時間外。

(9:00~15:00/800円/予約不要)

時間内ならぜひとも入浴してみたかったな。

16時50分で料金所のゲートも閉まることだし

ここには長居せず、どこかの温泉に行きましょう!

 

■おまけ〜温泉に行こう!

無事出羽三山参りを終え、

旅の汗を流そうと参籠所から約30分の

道の駅にしかわ「水沢温泉館」に向かうが

大大大混雑!!!「三連休だもんな~」

並ばないと入れない状態だった。

・・・別の温泉にしよう・・・

 

帰り道にある寒河江市民浴場「湯るりさがえ」に

寄ることにした。

地元の方で繁盛はしていたが、

駐車場はまだ空きがありすんなりと入場できた!

 

昨日の「やまぶし温泉ゆぽか」は450円、

「水沢温泉館」は350円、

「湯るりさがえ」も350円(市民は驚愕の250円!)

山形は温泉天国だった!!!


夕飯は寒河江市内の「幸めん」さんで。

天然カマス煮干し中華醤油味(850円)は

とてもやさしい味。

美味しすぎて、ついつい「あと一口」と

スープを飲んでしまう、

ある意味アブナイ中華そばだった。

■主な費用

駐車場    すべて無料

湯殿山有料道路  400円

 

■今日の温泉

●やまぶし温泉ゆぽか  450円

・露天、寝湯など種類豊富

・ジェット風呂の勢いが強烈!

 ふんばっていないと流されてしまう

・食事処も併設

・月山が見えるらしい(夜利用なので分からない)

寒河江市民浴場 湯るりさがえ 350円

・市民は破格の250円!

・駐車場はほぼ山形ナンバー

・移転で2023年4月28日に新築オープンしたばかり

・露天こそないが洗い場も広く気持ちがいい

・水風呂はぬるく、子どもがちゃぷちゃぷしている