じぶんの一歩

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山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

秋田の冬〈男鹿半島〉①!入道崎~北緯40度線が通る岬

◆2024年2月13日(火)/旅の予約日

今回の旅行は先に日程だけを決めて、

行き先は「とく旅マイル」の路線発表次第。

どこに行くかはお楽しみ。

第一希望は釧路か根室中標津

 

火曜日正午、発表!

「どこが出てる~??」

「ないやん!道東、ないやん!」

「週末、天気良いのに~めっちゃ残念!」

(尾岱沼の氷平線を狙っていた)

最終候補に残ったのは秋田か宮崎。

この週末、秋田は晴れで宮崎は雨の予報。

これは秋田に決まりやね。

秋田は初めて旅するのでとても楽しみです!

 

◆2024年2月17日(土)/1日目

羽田空港に到着。

「宮崎欠航だって・・・秋田にして良かった・・・」

 

秋田までの飛行時間は約1時間5分。

あっという間に飛行機は着陸態勢に入った。

窓から見える鳥海山がすばらしい!

 

■9時00分頃

秋田空港に到着。

レンタカー会社のスタッフさんの

歩く速さがとても早くて驚いた。

うかうかしていると置いていかれそう。

 

1日目は男鹿半島秋田市内で宿泊。

2日目は森吉山、角館をまわって空港へ。

 

男鹿半島に向け、出発。

海なし県に住んでいるので海岸線に並ぶ

風力発電機のプロペラが物珍しい。

 

男鹿半島の付け根にあって、

なまはげ立像が目印の

男鹿総合観光案内所で情報収集。

なまはげ立像は15mだって!

 

■11時15分頃

男鹿半島の西北端、入道崎は閑散としていた。

 

それもそのはず営業しているのは

なまはげ御殿・ニュー畠兼」だけだった。

「石焼鍋は3300円か・・・」

とりあえず先に海を見に行こう!

 

白と黒の入道埼灯台は、国内で登れる灯台

16カ所のうちの1つ。

てっきり登れないものとスルーしてしまった。

ちょっともったいなかったかな。

入場料は300円。

 

灯台よりも

このモニュメントが気になって・・・

 

「なるほど。こうなっているのね」

同じ北緯40度上の都市は、北京や

ニューヨーク、マドリードなどだそうです。

 

スリットがビシッと重なる南北ライン。

なんか気持ちいいけど、絵面はいまひとつ。

何撮ってるんだか(笑)

 

南北ラインで真北を見る。

 

モニュメントと一体化してみた(笑)

 

灯台との位置関係はこんなカンジ。

 

海沿いにぐるっと歩いてみると、

 

穏やかな草原とは対照的に

荒々しい海岸線が続いていた。

 

沖に浮かんでいるのは水島。

白くちょこんと見えているのは

灯台の光を反射するための照射灯とのこと。

 

空間が広い。誰もいないし気持ちがいい。

あそこに何かあるね。行ってみよう。

 

白い標柱には「菅江真澄の道」の文字。

菅江真澄・・・??

江戸後期、旅で得た見聞や体験などを

本にまとめた旅人であり学者さんで、

著書の「菅江真澄遊覧記」89冊は

重文指定なんだって。

 

海の向こうの雪山がかっこいい!富山みたい。

どこが見えているんだろう?白神山地かな?

 

灯台の裏手にある断崖「鹿落とし」。

「~かつて多数のシカが生息していましたが

増えすぎた鹿をこの崖から追い落としたことから

その名がついたといわれています」

落ちていく鹿を想像してしまう・・・

 

入道崎を上からみると

①北緯40度線のモニュメント

菅江真澄の標柱

③鹿落とし ←今、ココ

階段を少し登って駐車場に戻る。

▲「男鹿ナビ」さんから写真をお借りしました。

 

名物の石焼鍋が気になるので

灯台からすぐのお店に行くと

「漁ができず(材料の)魚が入らないので

本日は予約の方のみでお願いしています。

申し訳ありません」とのこと。

店主の丁寧な物腰が好印象。

かえって残念さが増してしまった。

もう、エリアを変えよう。

 

車を10分ちょっと走らせ、北浦漁港近く。

亀寿司食堂をのぞいてみると、

やはり地元の人で満席だった。

少し待って入店するとカウンターに

タモリさんの写真が。

あの番組の男鹿半島の回でやって来たのね。

 

石焼鍋に引き続き、

ハタハタ丼も水揚げがないので食べられず。

刺身定食や海鮮丼は後で食べるかもなので

食堂メニューを注文することにした。

 

とは言え、せっかくなので鉄火巻き(1400円)を

頼んでみたら、マグロがトロトロ!

これは、おいしいーーー!

 

焼肉定食はボリューム満点。

豚肉300gで1000円、小150gだと850円。

特筆すべきは、一見普通に見えるお味噌汁。

これが、絶品!!めちゃめちゃおいしい。

魚の出汁が凝縮したこのお味噌汁は

後々まで我が家で話題にのぼることになるだろう。

 

タンメン(850円)もボリューム満点。

具だくさんでなかなか麵が出てこない。

あっさりとやさしい味。あーこれもおいしいわ〜

 

満腹になったところで、次は

なまはげに会いに行きましょう。わくわく。

なまはげ館までは車で約10分!

▼つづく