◆2015年3月6日(金)/3日目
この旅のチェックポイントは3つあって、
1つ目は現在いるゴールドコースト
2つ目は、エアリービーチ
3つ目は、ケアンズ。
今日から2日かけて、ゴールドコーストから
ホワイトヘブンビーチの拠点となる
エアリービーチへの移動がはじまる。
今日はバンダーバーグまで、
約450km、ただ、移動するだけの日。
■9時30分頃
昨日は朝から夜まで遊びたおしたので、
朝は遅めに、ホテルを出る。
スーパーで食料品の買い出し中。
車の中で朝ごはん。
ブリスベンを過ぎると、
ずーーーっとこんな道が続く。
制限速度は100km/h。
周りがとにかく広いので、
時速100kmが全く早いと感じない。
ついついスピードが出てしまいそうになるが、
オーストラリアは交通違反に超厳しいとのこと。
絶対に制限速度を一瞬でも超さないように
注意して運転を続ける。
ちなみに、小さな町に近づくと”SLOW”の指示。
制限速度は70~80km/hになる。
「遅くないやん!」とツッコむのであった。
休憩したり給油したりの
日本で言うところのSA。
広くゆったりとした公園みたいだった。
荷物の整理中。
今となってはどこか分からないSAで
ランチをテイクアウト。
行けども行けどもこの風景・・・
■19時30分頃
ゴールドコーストから休憩しながら
約7時間でバンダーバーグに到着。
日本から予約しておいたモーテルの場所が
わからず街中を何往復かしてしまった。
チェックイン後、レストランを探すも、
ほとんどが閉まっていて苦労した。
かろうじて開いていたのは
フィッシュ&チップスのお店だった。
どーーーーーーん!
胃もたれしそうな揚げ物の山!
夕食後、バンダーバーグの街を、
少しだけ歩いてブラブラしてみた。
月が明るい夜だった。
モーテルに戻り、街で買ったビールを
ベンチで飲んだ。
見上げた空には、何年ぶりかに見る
南十字星が小さく輝いていた。
バンダ―バーグの夜は更ける。
◆2015年3月7日(土)/4日目
さあ、今日の目的地まで約780km!
最も長い距離を移動しないといけない。
朝は早めにバンダーバーグを出発。
そして、しばらく。
地図上ではA1(=国道1号線)に
抜けられる道のはずなんだけど、
どんどん悪路かつ不明瞭に・・・!!
「このままでは立往生の危機!?」
通信手段も、人影も全くない異国の地で、
「遭難」を意識しはじめたのだった。
ここにはJAF は来てくれない・・・!
いくらなんでもこのままツッコむのは
ハイリスク。
スタックの恐怖と戦いながら、
何回もハンドルを切ってUターンに成功!
道の分岐まで戻ることができた。
恐怖にも似た不安から解放され、
ここにきてやっとみんなしゃべりだした。
「”NO THROUGH ROAD”の標識には
気をつけろ―――!!」
※上の写真右に小さく写っている
”NO THROUGH ROAD”で
車が汚れてしまったので、
仕切り直しも兼ねて洗車中。
ナンバープレートが
曲がってしまっていたのに気づき、
目立たないようにと手でグイグイ補修した。
A1に入ってからは、昨日に引き続き
変わらない風景を突っ切る一本道を
北へ向かうだけの走行が続く。
さすがに広い大地にはもう何の感動もない。
時々すれ違う巨大なトラックの写真を
何十枚も撮ったりして退屈をまぎらわす。
休憩!
オーストラリアの公園でよく見かける
BBQ用の電気プレート。
予約は要らず、無料で楽しめる。
■11時頃
ロックハンプトンの街に入る。
今日の行程の1/3は過ぎたかな。
でも、まだまだ先は長い。
トラックと同じくらいヒマつぶしに
写真を撮ったのが、無数の道路標識。
■13時頃
途中、今日の泊まるコンドミニアムに
リコンファームの電話を入れる男子チーム。
しゃべらされたのは、当時大学生の息子だった。
女子チームはアイスを食べて休憩中。
電話が終わったら、またA1をひた走る。
退屈の限界が近づいてきたのか、
娘が牛を見て「おいしそう」と
口走るようになってきた。
■16時15分頃
やっとエアリービーチ、
今日の宿に到着!
食材の買い出しに出る。
リゾート感あふれるエアリービーチでは
すれ違った1組の中華系の人と私たち以外、
黒髪の東洋人を見かけることはなかった。
街中、ビール片手に休暇を楽しむ
体格のいい(強そうでちょっとコワイ)
金髪の人々ばかり。
トイレの鏡に映る自分の姿を見る度に
「小さくて、子どもみたいやけどおばさん・・・」
「私、今、外国人やな~」
なんかヘンな感覚になってきた。
オーストラリア4大スーパー、
Woolworthsに着いた。
が、今日は土曜日。
「5:30PM閉店⁉」「早っ!」
この時すでに5:45PM。
■18時30分頃
営業しているスーパーを見つけて買った食材を
一旦、宿の冷蔵庫にしまって、
今日はオシャレなレストランでお食事。
ちっちゃいハンバーガーがとてもおいしかった!
明日はいよいよ
世界で最も美しいビーチの一つと言われている
ホワイトヘブンビーチへ!
←つづく
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