◆2022年5月14日(土)/2日目
道東の旅は天気が大事!
雲の切れ間をぬってスケジューリングしなければ。
2日目は、網走~サロマ湖付近だけ天気が良いので
このエリアで遊ぶことにしよう。
13時頃からはどんどん雲がとれ、
明日昼頃まで、道東全域晴れる予報になっている。
●2日目のスケジュール
→ウトロ(泊)
■9時30分頃
網走監獄博物館に到着。
駐車場から橋を渡ったところに入館受付がある。
入場!
博物館のシンボルでもある正門。
通称、赤レンガ門。
脇を守っているのはリアルな蝋人形。
パンフレットの番号順に、まず正門奥の
旧網走監獄 庁舎(重要文化財)を見学。
ステキな建物!
早速、ゴールデンカムイ!
GW中、無料公開していたゴールデンカムイを
毎晩朝4時まで読んだ甲斐あり(全部読んだ!)
昨日の屈斜路湖コタンといい、今日の監獄といい、
2倍3倍楽しめちゃってます ♪
読んどいてよかった~
ここは脱獄王シライシの独壇場ですね!
めっちゃコラボしてる。
庁舎内では監獄の歴史を知るムービーや、
たくさんの資料が展示されているんだけど・・・
しっかり見ていると時間がなくなってしまうので、
ほどほどで切り上げる。
庁舎を出て、裏門(登録有形文化財)をくぐり、
時計回りに見学していく。
刑務所水門。
哨舎(登録有形文化財)。
味噌・醤油蔵へ。
ひときわ目を惹く大きな樽。
一升瓶5000本分の醤油が入るそう。
休泊所(別名 動く監獄)。
日帰りできない作業をする場合の仮小屋で
中の受刑者たちがそれはそれはリアルで・・・!
受刑者、こっち見てるし!目が合っちゃうし!
出入口は逃亡しにくいように1カ所で
寝床は板張り、枕は丸太などなど。
この様式が「タコ部屋」の由来なんだって。
耕耘庫には当時の農機具がいっぱい。
右上に見えているのは二見ヶ岡刑務支所。
旧網走刑務所職員官舎。
(門倉さんの宿舎ですね)
中をのぞくと、台所や囲炉裏やちゃぶ台。
夫婦と子どもの蝋人形。
当時の暮らしぶりがわかるようになっていた。
監獄歴史館に入る。
メイン展示は中央道路の開削の体験シアター。
そのほかにも独房や資料など様々な展示があり、
時間に制限のある人は要注意!
歴史館を出て二見ヶ岡刑務支所に向かう。
5月の北海道はどこに行ってもタンポポが
咲いていて、きれいです。
二見ヶ岡刑務支所(重要文化財)に到着。
ここの蝋人形だけ電動で、
首を左右に振るので一瞬びっくりした。
食堂。
拘束服の展示も。
「それにしても見応えあるな~!!」
いよいよ一番見たかった舎房が近づいてきた!
舎房及び中央見張所(重要文化財)と
哨舎(登録有形文化財)をいざ、見学!
中央見張所。
中央見張所の中から、
放射状に広がる5棟の舎房全体を
看守気分で見渡すと、舎房の奥まで良く見える。
良く考えらえた造りだなと感心してしまう。
二人の脱獄王の一人、
昭和の脱獄王は「シライシ」のモデルですね。
ブラタモリでもやってました。
白鳥は関節を自在に外せる体質で、
小さな視察孔をくぐり抜けたとか。
実際の視察孔を見るとさらにびっくり!
まことに信じがたい話です。
監獄だけど、なんて美しい建物!
感動!!
お勤め中。
脱獄中。
浴場にやってきました。
看守に見張られながらの入浴。
もんもんちゃんがいますね。
倶利伽羅紋紋のアップ。
浴場の隣は独居房が3つ並んでいる。
そのひとつ、煉瓦造り独居房(登録有形文化財)。
窓がなく、扉は二重、壁の厚さは40センチ。
光が全く射さないこの独居房。
これはキツイ!すぐに気がおかしくなるわ!
ラストは、旧網走監獄 教誨堂。
外観は和風でお寺っぽくも見えるけど、
内部はなんと洋風!
がらっと雰囲気が変わりました。
(ここで土方さんが・・・)
ちょっと端折ったところもあるけれど、
約1時間半で見学終了。
この日はガラ空きで、時間の割りには
ゆっくり見学できたのはラッキーだった。
団体客と重なったり、それなりの見学者数を
想定するならば2時間はみておきたいところ。
■11時05分
監獄食堂は入館受付のほぼ向かい、
入場しなくても利用できる場所にあるので
食べるだけに訪れてもOKだよ。
ただいま11時05分。オープンしたばかり。
お昼をここで食べてもいいな、と思っていたけれど
天気の都合でこれからサロマ湖まで
移動しなければならく、時間が押し押し。
残念ながらメニュー表だけでガマンしよう。
さあ、次はサロマ湖。
砂州をサイクリングだーーー!
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道東の5月①!美幌峠から屈斜路湖コタン、大地のエネルギー炸裂の硫黄山へ - じぶんの一歩
■主な費用
網走監獄博物館
・入場料 1500円/1人
(割引券で10%引きになった)
・駐車場 無料