◆2023年8月16日(水)
「京都の夏は祇園祭で始まり、
五山の送り火で終わる。」
今日で京都の夏は一区切り。
とは言え、まだまだ暑さは続くんだけどね。
昨日は台風7号の上陸にともない、
ずっと家に引き籠り。
今日は、大雨も通り過ぎたことだし
散歩に下賀茂神社へ。
賀茂川の増水がハンパない。
表参道をブラブラと。
流鏑馬神事が行われる「馬場」では
納涼古本まつりが開催中。
23年は8月11日から始まり、
今日が最終日。(←コレがお目当て)
早朝まで台風が猛威を振るっていた。
風雨で落ちてしまった葉や枝をお掃除中。
南口鳥居をくぐるとすぐ左手に、
さざれ石がある。
さざれ石、いろんなところにあるね。
色鮮やかな楼門をくぐる。
手前に舞楼、その奥が本殿。
本殿で参拝して、写真右手の御手洗池へ。
御手洗池へは小川を渡って。
水占いをする人が絶えない。
南口鳥居を出てすぐのあけ橋休憩所「さるや」。
復元された「葵祭りの申餅」が有名で
夏は「鴨の氷室の氷」、
「良縁ぜんざい」などが楽しめる。
「馬場」に戻ってきた。
この古本市は、「文庫、新書、コミック、
児童本、男性・婦人雑誌、映画、音楽、
鉄道雑誌、美術書、絶版マンガなど
約80万冊を即売」しているとのこと。
古本だけでなく、レコードや
カセットテープもたくさん並んでいる。
様々なジャンルの雑誌があって、
ながめているだけでも楽しい。
私は26年前の旅雑誌を一冊購入!
お~これは年代物の「平凡」!
昭和34年12月号、表紙は清水まゆみ。
お値段2800円だって。
この二人ならワカル!
「明星」もあった!!
こんな表紙を見るとしみじみと年月の流れを
感じちゃいますね・・・(笑)
古本市、見るだけでもなかなか楽しいな ♪
なお、秋の古本まつりは11月1日~5日、
知恩院境内で開催されます!
「馬場」のまんなかあたりにある
「さわた社」は「第一蹴の地」の石碑横にあって
関西ラグビー発祥の地。
通称「ラグビー神社」。絵馬もこの通り!
今年はW杯フランス大会!
会場横でかき氷を食べて一休み。
出町橋から下(南)を見たところ。
写真の橋が今出川通り。
それにしてもめっちゃ増水してるわ・・・
鴨川デルタの上に大文字。
ちょうどいいスポットのうちのひとつ。
点火まであと4時間15分!
夜8時。
京都の夜に「大」の字が浮かびあがった。
以下2枚は出町柳付近で知人が撮った写真。
今出川橋からは「法」もきれいに見える。
人出もすごかったらしい。
私は近所で送り火鑑賞。
実家は下賀茂神社より上(北)の方なので
観光客の姿はなく、地元民ばかり。
点火10分前になるとどこからともなく
わらわらと人が出てくるのだ。
▼「大文字」と北大路橋。
▼「左大文字」はほぼ真横から。
▼北には「舟形」。
送り火の時間帯はネオンや屋外灯、
広告灯をできるだけ消灯するので、
町がいつもより少し暗ーくなる。
山肌に灯った1つの火が2つになり、
3つになり・・・やがて文字となるのを
見るのが好きなんだよね~。
観光で五山の送り火を見るなら、
交通の便を考慮すると出町柳か御所が
いいかも。
■下賀茂神社への主な行き方
◆市バス4番・205番
※地下鉄利用だと「北大路駅」→1番・205番