◆2016年9月24日(土)/2日目
■10時30分
いよいよ山頂アタック開始。
山荘から上は
今までとは比べものにならないくらい
風が強く吹いていた。
これは寒いと、あわてて手袋を着用。
登りはじめの傾斜が一番きつかった。
ハシゴをのぼると、
あっという間にこの高度感!
岐阜側は明るく、やっぱり山が広がっていた。
正面は笠ケ岳?
これを登りきった先には、
ずーっと前から見てみたかった
「奥穂から見たジャンダルム」が
待っていた。
いろんなメディアで見るより
ずっとずっとかっこいい!
山頂手前ですでに感激で胸いっぱい。
登頂記念写真のカメラマンになっているみたい。
ホントに気さくでいい人だなー。
山頂直下までやってきた。
写真をとったらすぐに次の方と交代。
後立山連峰もきれいに見えてるよー!
少しだけ見に行ってみましょうか」
師匠に連れて行ってもらった。
ダンナは(こわいから)途中待機して、
カメラマンとなる。
ジャンダルムへ続くルートは
とても人の歩くところではなかった・・・
でも、歩いてるんだよな・・・
引き返します。
槍ケ岳はやっぱり絵になるね。
雲がかかっているのもなかなか。
下山開始。
前後に人がいなかったので、
写真撮影しながら山荘へ。
山荘のデッキ?で
寝転んでる師匠が映りこんでます。
くさりが終わるとハシゴ。
デッキではいつの間にか女性が加わり、
3人でリラックス中。
■12時25分
穂高岳山荘到着。
そしてお昼ごはん。
■13時00分
ごはんを食べている間に外は
すっかり濃いガスに包まれていた。
ごはんの前に登っておいたのは大正解。
「さすが師匠、ナイス判断!」
涸沢への下山を開始。
例によって駆け下りる師匠。
体が宙に浮いてるよーーー!
来た道を戻る。
下りは細心の注意を払わないと。
途中で「遠足?」と見紛うばかりの
人の列が上がってきた。
思わず、
「みなさん一緒のグループですか?」
と聞いてしまった。
クサリなんかの都合で、
単独~10人程度のグループが
いくつか合体してしまったとのこと。
すれ違い待ちは5分以上にもなった。
■14時05分
ザイテングラード終了。
何事もなく下りてこれて良かったー。
事故の情報を知ってから
ことにビビっていたけれど、
個人的には北岳の八本歯コースを下りる方が
難しいように感じた。
■14時15分
ザイテングラード取付で
休憩していたら雨がポツポツ落ちてきた!
10分ほどで休憩を切り上げ出発。
テントの数が倍以上に増えてるーーー!
■14時35分
雨は何滴かあたった程度でやんでくれた。
わかりにくいけれど右に行けば
朝歩いたパノラマコース。
コースを左にとって涸沢小屋経由で
帰ることにした。
涸沢小屋へのルートは
紅葉した木々に囲まれたコースだった。
■15時05分
涸沢小屋到着。
テラスから見る前穂高が
ちょうどいい高さと距離感で
とてもすてき。
■15時10分
テント場到着。
おおにぎわいだ!!
テントサイドでは師匠がおつまみを
作って待っていてくれた。
私たちの帰りが遅かったので
「足でもつった?」
と心配をかけてしまったよう。
「ごめんなさい。
紅葉に浮かれて撮影会をしてました・・・」
←つづく
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