■2017年10月14日(土)
漓江下りから帰って朝食をとったら、
相公山から水墨画の風景を、
そして、お昼をはさんで
老寨山から興坪の街並を見晴らそう!

■8時50分
興坪の宿のオーナー超お勧めの絶景スポット、
相公山(Xiang Gong Shan)に出発。
※自力で行くのは少々困難なので、
昨晩のうちに宿で手配をしてもらった。
宿にお迎えにきてくれた
三輪タクシーに乗車。
タイのトゥクトゥクみたい。
乗り心地は良くないけれど、
旅人にはたまらないレトロ感が味わえる。

■9時05分
漓江の渡し舟で対岸へ。
そして乗用車で相公山のゲートへ。

■9時20分
写真を撮り忘れてしまったゲートで
入場料(60元)を支払う。
予想通り、きっちりと階段整備された
中国の登山道。

階段なのであっという間に
ゲート前広場のパラソルが小さくなった。



徐々に段差が高くなっていく。


「もう着いた!」
そうだろう、たったの10分。

■9時30分
でも、目の前に広がるのは悠久の大自然!

まさに息をのむ絶景!
漓江の流れもゆったりと、
水墨画の奇峰が
かすむ彼方まで続いている。

漓江下流の陽朔方面。

上流の桂林方面。
早朝、筏下りをした時は
ほとんど貸切だった漓江。
その往来は賑わいを見せ始めていた。

相公山はノーマークだった私たち。
宿のオーナーが推してくれなければ
見ることはなかった絶景に大感動!
駅や街中で見かけた観光ポスターは
ここからの風景だったんだ!



■10時00分
ゲートへ戻ろう。

■10時25分
ゲートで待っていてくれた車で船着場へ。
運転手さんに相公山はどこかと尋ねたら、
矢印の山と教えてくれた。

渡し船を待つこと10分。
対岸へ渡り、三輪タクシーで興坪の街へ戻る。

■12時20分
昼食は名物ビール魚。
注文後、鯉を1匹さばいて調理するので
目方により値段が決まるしくみ。
川魚の臭みはほとんどなかったけれど、
期待通り、「名物にうまいものなし」。



おなかも満たされ、
時間もまだまだ余りある。
古い町並みからのぞく
老寨山に登ってみよう!

少し離れてみると、老寨山(右)が
街のすぐそばにあるのがよく分かる。
まさに裏山。

登山口は漓江下りの船着き場のすぐ隣。

■13時40分
後半戦、
老寨山(Lao Zhai Shan)登山開始!
標高差は220mらしい。

やけに禁止通行の看板が目立つけど・・・

日本語の注意喚起も。
「・・・山道や柵などの修理を長年怠っており、
安全確保のための整備が
十分されておりませんので・・・」
長年怠っていると堂々と書くんだ。



最初のころより階段の角がなくなってきた。
調子よく駆け登る中国人の若者たちは
このあたりでバテバテになっていた。

下りの方が気をつかう石段。

■14時00分
このムードある門?をくぐると、

道の様子が変わってきた。
信用できなさそうな手すり、
奥にはハシゴ!?

ハシゴはしっかりしてました。

当初、この山のご来光登山を
予定していたけれど、
「昼間にしてよかった~」と思いながら
ハシゴを登る。

確かに中国の観光地にしては、
整備を怠っている道なのかな!?




■14時10分
山頂到着!

興坪の街を一望!



ボーっと異国の地をながめる。
相公山とはまた違った趣き。
滞在中の街を俯瞰するのもなかなかいいね!

■14時25分
下山開始。

何の種なんだろう?





■14時45分
登山口到着。

目の前の漓江下りの船着場は、
国内ツアーの中国人でごった返していた。

興坪で楽しみたかったことは
おおむね終わったかな。
夕食まで街をぶらぶらしよう。
つづく!
■今回のコースタイム
・相公山 往復約15分
・老寨山 上り30分・下り20分
■主な費用
宿手配の相公山個人ツアー 200元/1人
(入場料60元含む)