◆2020年10月8日(木)
今日は仕事が終わったら、
涸沢カールの紅葉を見に行く予定 ♪
のはずだったのに…
去年に引き続き、またもや台風で断念!
行き場のなくなった気持ちは、
台風の影響があまりない東北へと向けた。
23時前。
東北道安達太良SAに入ると、
「ティガだ〜!目がめっちゃ光っとるー!」
この先、4台が絡む事故発生のため
高速道路は通行止になってしまった。
いつ解除になるか見当がつかないので、
ここで寝ることにした。
◆2020年10月9日(金)
深夜1時を過ぎてたのかな?
SA内に解除を知らせるアナウンスが流れた。
ウルトラマンティガの自販機に別れをつげ、
再度、栗駒山に向けて出発ー!
早朝4時頃、いわかがみ平駐車場に
到着したものの、タッチの差で満車…!
平日なのに…
「おそるべし、栗駒山!」
止められないものは仕方ない。
臨時駐車場まで10分ほど山を下り、
そこで仮眠をとった。
朝7時過ぎに起床。
駐車場の仮設トイレに行きたかったけれど、
タンクがいっぱいになってしまったので、
利用できないとのこと…
「おそるべし、栗駒山!」
■8時30分
臨時駐車場からのシャトルバスは
定員になり次第どんどん発車するので、
ストレスフリーだった。
仮設トイレの件さえなければ、
深夜早朝にいわかがみ平に行かなくても、
臨時駐車場で十分だなと思った。
駐車場すぐの登山口はスルーして、
一旦、レストハウスに向かう。
レストハウスから赤いお山が見えていた。
「すでにきれいーーー!!」
■8時50分
東栗駒コースはぬかるみの道なので、
ゲーターを装着してスタート!
早くも紅葉のトンネル!
にゅるにゅるを上がる。
にゅるにゅるはまだまだ続く。
運動靴の人は滑りまくって、大苦戦。
このコースは上りで使うのが、吉やね。
ひと登りしたら、
「うわーーーーーっっっ!」
ステキすぎる!!!
行けども行けども、山の錦。
■9時40分
少し下りると、
新湯沢に着いた。
ここから100m、沢を登る。
ガラッと雰囲気が変わった。
道もさることながら、
しきりに注意喚起をしていているのは警察!?
(→滑落事故があり、
警察の方が駆けつけた直後だった)
注意しながら、最初は向かって左岸を歩く。
思ったよりも水量が少なくて良かった〜
■9時50分
沢を登りきったら右岸へ渡る。
高度が上がるにつれ、
どんどん錦秋の山肌が広がってくる。
「きれーーー!」
の言葉しか口から出てこない。
救助のヘリが爆音響かせやってきた。
東栗駒山の頂上はもうすぐ!
絨毯が敷き詰められた栗駒山。
紅葉の面積がとにかく広い!
もう少し登ってから休憩しよう。
道はなだらか。色彩鮮やかな稜線歩き!
■10時20分
この辺りは空間も広く、本当に気持ちいい!
登山道の脇の岩に腰掛けて、休憩。
■10時35分
休憩終了。
まだ行程は半分なのに、もう、すごく満足!
(栗駒山と)反対の斜面も美しく色づいてる。
あれ?
そう言えば東栗駒山の山頂標識はどこに
あったんだろう??
すぐ横は通ってるはずなんだけど…?
すっかり紅葉で浮かれてしまって、
標識を見落としてしまっていたよ…笑
しかも、見落としに気づいたの、下山後だし。
東栗駒山の山頂標識のことなど気にも止めず、
紅葉に包まれて上機嫌で歩いていく。
ひと登りしたら、平らな道になった。
ゆるく左にカーブしながら栗駒山へ向かう。
カメラマンも多い。
カメラマンが狙ってたのは東栗駒山。
「おーっ!真っ赤っか!
真っ赤っかの中で休憩してたんや〜」
階段を上がると、
■11時20分
中央コースと合流した。
平日にもかかわらず登山者が多い。
■11時30分
ほどなく山頂に到着ー!
広い山頂は大勢の人で賑わってる!
お楽しみの山頂の向こう側の景色は、
なんと端正な鳥海山!
「いつか、登りたいな〜」
木で風を避けられるいい場所が空いたので、
腰を下ろしてランチタイム。
食べているうちに、
風が強くなり、雲が視界を遮り始めた。
■12時45分
下山開始。
すっかり冷えちゃったな。
■12時50分
東栗駒山コースとの分岐。
下山は中央コースで。
しかし、めっちゃガスっとるやん!
上部はガスっているけれど、
中央コースのこの辺りが一番綺麗だった!!!
足が止まるわ、止まるわ…!
今までの私たちの紅葉登山ベスト3は
ピーク1週間前の涸沢カール。
栗駒山は、それらを余裕で抜きさる
ぶっちぎりの素晴らしさです!
黄色も綺麗。
「中央コースは歩きやすいな〜」
写真が半端ない枚数になってきました。
「あ〜緑が混じってここも綺麗〜」
またまた立ち止まり、見とれる。
どうよ、この道。もはや、散歩道状態。
この道のおかげもあって、
幼稚園くらいの子どもや、結構年配の方、
多くの老若男女が山歩きを楽しんでいた。
こんな山が近くにあるって、いいなぁ。
紅葉の海に向かって下りていく。
東栗駒では赤が主役だったけれど、
このあたりでは黄色が主役!
だいぶん下りてきた。
そろそろ終わりかな〜
■13時55分
中央コース登山口に着いた!
靴洗い場に列ができていた。
レストハウスに寄って、
登山バッチを探したけれど、見当たらない。
今シーズン売り切れだと。
臨時駐車場へのシャトルバスは
10分程度並んだだけで乗車できた。
さらに10分、
バスにゆられて臨時駐車場へ戻る。
言うのがわかったよ…!
こんなに素晴らしいとは思わなかった!
遠いところまで来た甲斐があったな〜
また、片道6時間かけても、
栗駒山に紅葉登山に来たいな、と切に思う。
大満足の栗駒山を後にして、
明日、条件次第で月山を登れるようにと
手配しておいた寒河江の温泉宿へ向かう。
途中、道に分断された廃線跡があった。
GO TOトラベルの地域共通紙クーポン。
記念に写真をアップしておこう。
一夜明け、
雨は降らないもののどんよりした空模様。
月山は厚い雲の中で、風速15mを超す予報。
しかも、寒い。
辛いだけの登山になるのは必至。
月山はまたの機会としよう。
先月見た釧路川のように
自然のままの流れの最上川を
部屋の窓から眺めながら、
今日はもうまっすぐ家へ帰ることを決めた。
■今回のコースタイム
【所要時間】
(休憩時間約 分含む)
09:40 新湯沢
10:20 東栗駒山(休憩)
10:35 東栗駒山出発
11:20 中央コース分岐
11:30 栗駒山山頂(昼食)
12:45 下山開始
12:50 東栗駒山コース分岐
■コース上のトイレ
臨時駐車場(午前7時で使用不可になった)
■主な費用
臨時駐車場 500円/1日
(午前7時以降より、それ以前は無料)