◆2021年7月25日(日)
今晩は稚内で宿泊。
最終フェリー(17:05発)までの時間をどう使う?
島北部の観光? 礼文岳に登る?
結局、お山に向かうことに。
登山口までは路線バス(片道620円)で移動する。
スコトン岬行はシャトルバスを含めて1日6往復。
2便で行って、3便で戻ればちょうどいい。
<往>香深港FT 07:45 → 内路 08:06
<復>内路 12:32 → 香深港FT 12:53
■8時10分
内路バス停に到着。

山中にトイレがないので、登山前に
道を挟んだところにある公衆トイレに向かう。

■8時20分
バス停横の内路登山口に戻り、出発。

最初はジグザグ道で一気に登る。

礼文岳は桃岩展望台コースみたいに
お花は楽しめないが、
植生の移り変わりはバッチリ楽しめるはず。

ジグザグの斜面を登りきると、
傾斜がゆるみ、笹が目立つ道に変わった。
ずっと葉っぱがわさわさと茂っているので、
長袖&長ズボンがおすすめの登山道です。

森の中の道はほぼフラット。
降雨後はぬかるみそう。


■9時05分
ここはちょうど中間地点。
「山頂まで2.0km、登山口まで2.0km」

あいかわらず、わさわさ茂っている。
後を歩く人は、前と距離をとらないと
はねた枝が顔や体を直撃するよ。

山の上は雲がかかってる・・・

東の方角だけ青空。

もくもくと登る。

咲いているところが見たかったな!

「あ~コレ、利尻で見たやつ!
これはなんの実? 帰ってから調べよう」
と写真を撮るも、未だ分からないでいる。
→オオツリバナ??

ハイマツが混じりだした。
そろそろ森林限界かな。

礼文岳のようすは前日、民宿の方が詳しく
説明してくれました。ありがとうございます。
これが、説明にあった「ニセ山頂」。
以前、荒れた日に登ったお客さんが
ここが山頂かと思って引き返したらしい。

ニセ山頂から、本物の山頂を見る。
「雲の中か・・・。予報通りだなぁ・・・」

ニセ山頂から岩場を下って、最後の登り返し。

小さく山頂が見えてきた。
ニセ山頂手前からは遮るものがなくなり、
とても風が強い。帽子はリュックに収納する。


■10時00分
山頂に到着!真っ白でーーす!
南西側から風と雲が直撃です…が、


強風で雲の流れが早い。雲が切れると、

「おおおおーーー!」
まさに霧が晴れる気分 ♪

強風で帽子が被れず、
タオルマフラーをまいているの図。
ぼおっとした水平線を見渡す幸せな時間。

■10時25分
バスの時間もあるので、下山。
南~西側はずっと雲がかかっていた。

下山をはじめて約5分。
晴れ間が多くなってきたような・・・?

右がニセ山頂。
海岸線がよりくっきり見えるようになってきた。

雄大な景色を眺めながら、
ニセ山頂付近の稜線を歩く。
見えるは礼文島の北端!
左にのびるのがスコトン岬。
岬の向こうは海をへだててサハリンが横たわる。
(天気の良い日は見ることができる)

久種湖は日本最北の淡水湖。
画像が粗いのはスマホの限界です・・・

山頂も、今はすっきり!
「ちょっと下山を早まった??」
でも、見える景色はほぼ一緒だろう。

礼文の北端を長く眺めて、ふと振り返ると
いつの間にか利尻山が頭をのぞかせていた。
利尻山は思ったよりも大きく、高かった。

樹林帯に入った。

「よく見えるではないかー」
登りの時はガスでまったく気づかなかったよ。
山頂からこのくらい利尻山が見えていたなら
その印象もだいぶ違っただろうな。

わっさわさ茂る笹の道がはじまった。

■11時30分
中間地点を通過。

■11時45分
内路まであと1km。

海が見えた!

ふりかえると、たぶんあれが礼文岳。
山頂だけ雲がかかっている。

どんどん海へ向かって下りていくのが
気持ちいい。このカンジ、とてもいいねぇ。



■12時10分
内路登山口に到着!

■12時15分
せっかくなので、海にタッチ!!
バスは32分。ちょうどいい時間だね。
香深に着くのは53分間。
14時20分のフェリーに乗ってしまおう。

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【礼文島・桃岩展望台】風渡る楽園!お花畑と海の共演(桃岩展望台登山口→知床) - じぶんの一歩
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■今回のコースタイム
【所要時間】3時間50分
(休憩時間 約30分含む)
08:20 内路登山口
09:05 中間点
10:00 礼文岳山頂(休憩)
10:25 礼文岳山頂出発
10:45 ニセ山頂
11:30 中間地点
12:10 内路登山口
■コース上のトイレ
登山口(内路バス停)付近の公衆トイレ
・道路をはさんだところにある
■主な費用
香深港FT⇔内路バス片道 620円/1人