◆2021年7月24日(土)
利尻島鴛泊を13時15分に出港した船は
14時ちょうどに礼文島香深に入港した。
港には今晩お世話になる民宿の方が
お迎えに来てくれている。
「桃岩展望台の入口まで送ってあげますよ」
「荷物は先にお部屋に入れておきますね」
とのこと。ありがとうございます!!
■14時25分
「ここから歩くといいよ。お花も多いし」
と民宿の方が送ってくれたのは
桃岩登山口バス停のすぐ手前。
桃岩の頭がひょこっと見えている。
舗装路の脇に咲くお花。
舗装路から遊歩道に入る。
もう、いい予感しかない。
ツリガネニンジンがあちこちで咲いている。
左下の舗装されているスペースが
桃岩登山口バス停。
その左上に見える道路を歩いてきた。
レンジャーハウスへの分岐に出たが、
いち早く桃岩へ行きたい思いが強く、上へ。
礼文にもノコギリソウがいっぱい。
■14時50分
桃岩展望台に到着。
背中が丸い、猫岩。
「利尻が丸見えになるのは一週間ぶりだよ」と
民宿の方。
ラッキーとしか言いようがない!
「2日前はあの山頂にいたんだなぁ」
登ってから、礼文で眺める利尻の姿は
より一層じんわりときた。
利尻→礼文の順番で良かったな。
■15時00分
やっぱりトイレに行っておこうと、
レンジャーハウスまで少し戻った。
■15時05分
桃岩に戻る。
仕切り直して元地灯台へ。
礼文島のお花は2週間で入れ替わるんだって。
今はどんなお花を見ることができるのだろう。
海が近くて青い。
高山植物ごしの海はこの島ならでは。
写真を拡大して仮めしべの数をかぞえたところ、
12前後確認できるので、「エゾ」なのだろう。
これが、「ここ(礼文島)にしか咲かない花」、
固有種のレブンソウで・・・
このマメは・・・チシマゲンゲ。
じゃあ、これは?ハマエンドウでいいのかな?
調べるのがタイヘンだ・・・
これは・・・?? 調べきれなかった・・・
レブンウスユキソウ
イブキジャコウソウ
トウゲブキ
ヤマハハコ
咲き終わったシモツケソウの奥には
断崖続く西海岸。
写真でしか知らないけれど、
イギリスの海岸線みたい。
なだらかな草原に1本の道がのびる。
クサレダマ
きれいなお花だけど、名前の響きが残念。
アカネムグラ
■16時00分
キンバイの谷。
キンバイの花期はすでに終わっていて、
今は緑色に覆われた谷だった。
ツリガネニンジンのつぼみがかわいい。
アキカラマツかな?
ずい分桃岩が小さくなった。
カンチコウリゾナ
沓形港からのフェリーが海に浮かんでいる。
元地灯台、そしてうっすらサンロードも。
■16時25分
元地灯台に到着。
灯台からは民宿のある知床まで
利尻に向かってゆるやかに下っていく。
あまりの気持ちよさに二人とも上機嫌!
利尻で、「枝が上を向いているのがトドマツ、
下を向いているのがエゾマツ」と教えてもらった。
トドマツ(でいいのかな?)の中へ。
■16時55分
桃岩展望台コース知床側の登山口付近。
北のカナリアパークは17時まで。
時間があれば寄ろうかと思っていたけれど、
全然間に合わなかった。
■17時00分
知床バス停に到着。
バス停を右に折れ、今日お世話になる
民宿はまなすさんを目指す。(1~2分くらい)
道の左手は海岸線。
コンブがずらっと干してあった。
■今回のコースタイム
【所要時間】約2時間35分
14:25 桃岩展望台登山口
14:50 桃岩展望台
15:00 レンジャーハウス
15:05 桃岩展望台
16:00 キンバイの谷
16:25 元地灯台
17:00 知床バス停
■コース上のトイレ
レンジャーハウス