◆2023年4月13日(木)/1日目
計画すること三回目でやっと登れた宮之浦は、
満天の星空あり、ご来光あり、雷雨あり。
屋久杉はもちろんのこと、コケやお花、
動物や奇岩・・・屋久島の魅力満載の縦走になった。
●山行スケジュール
●1日目
空路/成田(/8:00)→鹿児島(10:05)GK621
鹿児島(11:25)→屋久島(12:05)JAL3745
バス/空港(13:13)→合庁前(13:25)
合庁前(13:30)→紀元杉(14:37)
紀元杉→淀川登山口→淀川小屋(泊)
●2日目
淀川小屋→宮之浦岳→高塚小屋
→縄文杉→高塚小屋(泊)
●3日目
高塚小屋→ウィルソン株→トロッコ道
→荒川登山口(タクシー12:00予約)→安房
バス/安房(14:13)→空港(14:29)
空路/屋久島(19:00)→鹿児島(19:35)JAL3756
●4日目
空路/鹿児島(10:40)→成田(12:35)GK622
成田から屋久島へ。
初日は全国的にいいお天気。
機上からの山旅がなかなかのもの!
南北中央アルプスが全部見えてる!
高山はまだ冬山。まだまだ登れないな。
鹿児島空港で久々のプロペラ機に乗り換え。
桜島!かぶりつきで火口見物。
海に突き出た円錐形の美しさよ!
開聞岳を過ぎると飛行機は
早くも着陸態勢に入る。
■12時10分ごろ
鹿児島から約30分で屋久島に到着。
早いな~。(フェリーだと4時間かかる)
空港の売店で中古のガスカートリッジを購入。
この日は250gのみ販売されていて、
税込み770円。
(使い残しは無料で引き取ってくれる)
参考までに、空港レストランのメニュー表。
紀元杉行きに連絡している13時13分の
バスまでにざっと食料調達。
空港から一番近い「コスモス」では
欲しかったおにぎりなどを置いていなかったので、
少し先にある「MORI」に移動。
残念ながらおにぎり類は売り切れていた。
(もともとの販売数が少ないみたい)
チャッカマンや菓子パンを買って空港へ戻る。
■13時30分発
合庁前でバスを乗り換え紀元杉へ。
「紀元杉」の行き先を見てワクワクする!
(空港→400円→合庁前→990円→紀元杉)
ちっちゃく太忠岩!
■14時45分頃
紀元杉バス停に到着!
靴の紐を締め直して行動開始。
紀元杉はバス停からほんのちょっと
戻った場所にある。
10年振りに見る屋久杉。
「やっぱ大きいわ~!」
上ばかり見て首が痛くなる。
■14時55分
舗装道路を歩いて淀川登山口へ向かう。
白谷雲水峡っぽい、名もなき沢。
猿がたくさんいる。
この大きなのは「川上杉」。
巨木と足元のコケ。
キョロキョロしながら舗装道路を歩く。
とっても気に入っているのだが・・・
この花の名は?
→コミヤマカタバミと判明!
■15時40分
淀川登山口からはいよいよ登山道。
トイレや荷物の整理をして再出発。
屋久島っぽくなってきた!
いちいち木が大きい。迫力がある。
淀川小屋までは小さなアップダウンを繰り返し、
「登る」というよりは「森の奥に入っていく」。
個人的に手すりなしのこのタイプの木段を
下りるのがイヤだった。
踏み外しそうでイヤだった。
平日だけど多くの日帰り宮之浦ピストンの
下山者とすれ違う。
今日は最高の登山日和!うらやましぞ~
■16時30分
淀川避難小屋に到着。
小屋には2番乗り。
私たちの後からは誰も来ることがなく、
2組4人で利用。(+テント泊のソロの方)
ヤクシマヒメネズミの出没対策として
食べ物は吊るしておくのが屋久島流。
ヒモはたくさん張ってある。
念のため持って行ったS字フックは
手軽で便利だった。
直接袋を結び付けるのも良し、
カナビラに引っ掛けるのも良し。
水場は小屋のすぐ裏。
小屋からすぐの淀川は
水がとてもきれいなんだよね。
明るいうちに行ってみよう!
うわ~!!きれいすぎて
水があるのかないのか分からない!
森の中に佇む淀川小屋。
■17時40分頃
気温はちょうど10度。
明るいうちに夕飯にする。
明日は昼前から急速に天気が崩れるので
早発ちが吉。
今日の移動疲れをとらなきゃね。
19時には就寝。
夜半、トイレに行こうと外に出る。
空を仰げば、無数の星が宝石のようだった。
▼つづく
■1日目のコースタイム
【所要時間】約1時間35分
(休憩時間 15分含む)
14:55 紀元杉
15:25 淀川登山口(休憩)
15:40 淀川登山口出発
16:30 淀川避難小屋
■コース上のトイレ
淀川登山口、淀川避難小屋
■主な費用
空港→合庁前 400円/1人
合庁前→紀元杉 990円/1人