◆2025年9月5日(金)
当初、あれだけ気持ち悪く感じた
ミャクミャクにもすっかり目が慣れて、
いつしかかわいらしさを感じ始めた9月。
やっと、万博会場へ。

■来場までの準備
〈7月下旬〉 来場日決定
→東西ゲートとも9時入場は満員だったので
東ゲート10時入場で予約。
〈パビリオン7日前抽選〉
→見事に全部落選!
「一つくらいは当たるかなあ~?」
と思っていたがそう甘くはなかった・・・
〈3日前の空き枠予約〉
→ダメ元で試みる。
23時過ぎからログインしてスタンバイするも、
予約画面に入った時には空き枠はゼロ。
(車いすや1人ならちらほら空いていた)
もう、当日予約を頑張るしかない。
いよいよ万博当日。
中央線コスモスクエア駅を発車すると、
「いよいよ、夢洲です!
万博テーマソング「この地球の続きを」と
ともに、驚きと感動に満ちた夢洲へ、
さあ、行きましょう!」
とTDLさながらのアナウンスが流れ、
車内は驚きと笑い声にあふれた。
なんか、楽しくなってきた!
■9時20分頃
夢洲駅到着。
▼この階段を上がった正面にトイレがある

今日は運悪く台風通過中。
「万博、どうなのよ??」と心配したけれど
どうやら通常営業しているみたい。

▼前日から「お知らせ」とにらめっこ

トイレを済ませ、東ゲートに並ぶ。
空はどんよりとした雲に覆われていて
今にも雨が降り出しそう。
▼台風接近で万国旗は撤去されていた

■10時20分頃
ゆるめの空港保安検査のような
X線検査と金属探知機をくぐり、
思いの外早く入場できてしまった!
てっきり11時頃の入場になるかと思ってた。
9月5日(金)の入場者数は
187,396人(うち関係者19,498人)。
午前中は台風で出足がにぶったとか
あるのかな?
さあ、行動開始。
まず、会場の雰囲気を楽しみつつ
イタリア館がどれだけ並んでいるか
気になったので行ってみることにした。
▼この時間、トルコ館は待ち時間ゼロだった

大人気のイタリア館はすでに5時間超え!
ウワサの大行列を見てなんか満足した。
あわよくば並んでみようかと思ったんだけど
粉砕!!!だった(笑)

待ち時間が少なそうなパビリオンを
物色しながら、ウロウロする。

聞きなれないバーラトという国が
待ち時間ゼロなので入ってみると、
開幕に間に合わないとニュースになった
インド館だった。

仏像から始まり、
このスペースでは宇宙や高速鉄道、
サンゴなどの展示があった。
▼インドが月面着陸に成功した探査機
「チャンドラヤーン3号」の実物大レプリカ

民芸品の展示も。
この奥にカラフルな雑貨が並ぶお土産コーナーや
レストランがある。

次に、当日予約のチェックをかねて
15分ほど並んでインドネシア館へ。
軽快な呼び込みで話題沸騰のパビリオン。
スタッフさんが群を抜いて一番楽しかった!


インドネシア館はすごく冷房が効いていて
クールダウンにはもってこいだった。

インドネシアは首都が移転するらしい。
(お恥ずかしながら、全く知りませんでした)
2045年には移転完了予定で、新首都は
移転の理由は、
ジャワ島の人口や経済活動の一極集中と
勉強になりました!

■12時00分頃
大屋根リング下のベンチで昼食をとる。
義母がお弁当を作ってくれました。
どうもありがとうございました。

昼食を食べながらも当日予約をチェック。
「おーーーっと!!!!
あのイタリア館が出てる!?」
でも、この先の画面に進むことはできなかった。

▼ガンダム館や日本館も何回か△表示が出たが
全部1人枠だった

午後になり、天気も回復。どんどん人が増えてきた。
もう、この調子じゃ当日予約は絶対ムリだね。
すぐ横の飯田グループも予約なしOKの
パビリオンだけど、並ばせてくれない状態だし。
■12時40分頃
COMONS-Bに入ろうとしたところ
小学校の遠足に巻き込まれてしまったので、
お向かいのCOMONS-C へ。
この時点ではCOMONSは
ほぼ待ち時間なしだったが
16時過ぎには1時間待ちになっていた!
COMONS-C には、中近東、アフリカ、
ヨーロッパ中南米の11ヵ国が参加している。
スタンプラリーを楽しんでいる人が多くいた。

▼パナマの海は撮影スポットだった

COMONS-Cから出てすぐのカンボジア館も
ほぼ待ち時間なし。
来春行くかもなので入館してみた。

コーケー寺院の大きなスクリーンの前は
自撮りスポットになっていた。
▼これは寺院の説明

アンコールワットの模型。
「行ってみたいな~」
バンコクのワットプラケオ内にも
立派な模型があったことを思い出した。

▼隣国タイのヤックとそっくり!?

カンボジア館を出ようとしたら
外はどしゃぶりの雨。
館内でしばし雨宿りをする。
雨はすぐにあがり、「予約なし」のPASONA館へ
行ってみる。が、ここも飯田グループ同様、
入場規制で並ぶことすらできなかった。
折り返してよしもと館前。

▼WASSEに、ですよ。がいた。
「あ~い、とぅいまてぇ~~ん」を
みんなで大合唱

周囲約2km、高さ約20mにして
世界最大の木造建築物、大屋根リングに上がる。
これは圧巻!
木組みもきれいだし、大屋根リングだけでも
一見の価値は大アリだと思う。
▼ずっと奥まで続く回廊に人が米粒のよう

▼六甲の上に青空が広がりだした


▼明石海峡大橋と淡路島。その奥には四国も。
手前はPASONA館。アトムが指さすのは
淡路島のPASONA本社だとか

▼この方角はまだどんよりしている


大屋根リングを下りて、UK館前。
残念だというので(万博2度目の夫談)、パス。
昨日、スーパーで買ったショートブレッドで
UKを思い出しながら休憩することにした。
※大屋根リング下のベンチは満員で座れない

■14時00分
UK館前のウォータープラザに腰掛けて、
ショートブレットを食べているうちに
噴水ショー(約5分)が始まった。
これは、絶対夜がいいと思う。

噴水ショーが終わった大屋根リング。
巨大な渡月橋みたい。

COMONS-Eの MANGA JAPAN。
作画展示の他にも甲冑や祇園車の展示もあった。


台風一過の青空が広がり、一気に暑くなってきた。
この日の最高気温は33度。体感はもっと暑い!!
日傘を差す人が増えて、「目に刺さる~!」と
何度ヒヤッとしたことか。
日傘は夏の万博の必需品だけど、
差している本人以外には凶器でしかない。
▼15分毎約3分間ミストが出る!

クラゲ館を通り抜ける。

▼クラゲ館から見る中国館とクェート館
人口密度がどんどん増してきた!

再び大屋根リングに上って東ゲート方面へ移動。

▼CANADAライブ!をリング上から楽しむ。
ここは穴場かも!


フランス館とアメリカ館(写真中央)前は
人がうじゃうじゃ・・・

大屋根リングを突っ切って、
大阪ヘルスケアへ向かう。

■15時15分頃
大阪ヘルスケアに到着した時、
ヨルダン館の予約枠がちょうど開放されたようで
全時間帯にずらりと並ぶ「〇」印を発見!!
こんなの初めて!
「〇」印がこんなに尊いとは。
「当日予約、取れちゃうかも ♪」
心躍らせながら予約画面をポチポチするが
「え?何で???どーなってる???」
結局、惨敗。
何の成果もなく、あっという間に
「×」のオンパレードに早変わりしてしまった。
大阪ヘルスケアでは予約なしでも
見ることができるエリアがあって、
こうやって手をあてると・・・

こんな測定をしてくれた。(精度は不明)

そして!再生医療のコーナーの
IPS細胞由来の心筋シートは必見!

IPS細胞由来の心筋シートは動くのです!
丸まったり開いたり、拍動するのです!
これは衝・撃・的!!
心筋シートはまさに生きていた!

人間洗濯機の最新モデルもあって、
ちょうど実演中(撮影NG)だった。
終わったところで記念写真を1枚。

木から作ったお酒の香りを楽しんだりしながら
フードブースを抜けて退館する。

▼ヘルスケア館を出ると和太鼓が鳴り響いていた

■16時00分頃
最後はこの状態でも「待ち時間5分」のUEA館。
事前学習で展示物がほとんどないのは
分かってはいたが、やはり
柱以外見るものはあまりなく、
少なくともドバイ感はゼロだった。

▼90本もあるという柱は見事!

UAE館を出るとさすがに行く所がなくなった。
並ぼうにも並べないパビリオンばっかり。

もう万博は十分楽しんだ。
この混雑の中、夜までここにいても
楽しさより疲れが勝ってしまいそうなので、
予定通り夕飯は西九条で食べることにしよう。
とすると、そろそろいい時間。
最後に美しい大屋根リングを眺めて
夢洲駅へ向かおう。

バイバイ、ミャクミャク!

■16時40分頃
東ゲートを出る。
退場よりも入場する人の方が多い!
16時から入場できる夜間券利用の人で
さらに万博は混むのであった・・・
おそるべし、万博。

スマホの万歩計を見ると10kmちょっとしか
歩いていないことにも驚いた。
足の疲れは尾瀬を十数キロ歩いた時と
同じくらい。万博をなめてはいけない。

▼お土産は別日に京都駅で並ばず購入

さてさて、お待ちかねの夕食は
夫は奈良へ、私は京都へ帰るので
久々の串カツ、おいしーーー!

▼どてやきも最高!

■おまけ
大阪行ったら、阪神名物いか焼きも
食べないと。(阪神百貨店梅田本店
B1Fスナックパーク内)
▼9月8日。両リーグ最速で優勝!!


▼いか焼き(左)とデラバン(右)

昔、小腹が減った仕事帰りに
よくお世話になっていたいか焼き。
なつかしい味だった。