◆2019年8月10日(土)/4日目
兵馬俑を後にして
バスに揺られること約1時間と10分。
西安駅に戻って来た。
■15時40分頃
西安駅。
私たちの列車はK1686。
現時点では遅れなどの情報もない。
一号からの入場も合わせて確認ができた。
(西安駅には二号入口もあった)
列車は17時6分発。
逆算すると
あと残された時間はあと30分弱。
ひと目、城壁からの風景が見てみたい!
実は昨秋、大同をたずねた時、
バスの中から、そそり立つ城壁を見て以来、
城壁サイクリングにすごく興味をもっていた。
今回もサイクリングはできないものの、
大同ではなく、西安の城壁に登れるなんて、
うれしいじゃないですか!
「入場料が54元ですとーーー?」
30分もいれないのに、54元!!
でも、登らないと後悔が残るので、入場。
「うわーーーーー!!」
ただただまっすぐで果てが見えない。
想像を上回るスケールだ!
「登ってきて良かった!」
城壁でのキングダムな攻防を
妄想しながら散歩する。
↓西方向。
南門は華やいでいるらしいけれど、
北門はあっさりしたものだ。
でも、あっさりしているからこそ
かえって城壁の直線的な奥行きを
見渡すことができたのではなかろうか・・・⁉
↓東方向
城壁は見上げるのと登るのとでは大違い。
登ったほうが断然いい!
城壁の凹の部分から下を覗いてみた。
けっこうな高度感。
この高さから弓矢を放ってたんやね。
駅との距離感も分かってもらえるかな?
次の出入り口が2.4km先とは。
どんだけ大きいんだよ!
やっぱり自転車にも乗りたかったなー。
(レンタル料は1台45元)
でも、兵馬俑と城壁。
もう大満足!!
城壁の内側。
交差点右角に、朝、ロオジャオモーを
食べた店が見えた。
外側は、西安駅がすぐそこに。
あっという間にタイムアップ。
あわただしく城壁を下りる。
西寧→西安の直通列車に乗れていれば、
西安に2時間以上早く着いていたわけで・・・
そうだったらもう少しゆったりできたのにね。
■16時15分頃
荷物を引き取り駅へ向かう。
・西安/17:06→延安/20:34
・K1686 硬臥/下段1,639円、上段1,514円
今回の列車も、中段は取れなかった。
なかなか改札が始まらない。
後発の列車の方が早く改札が始まった。
「これは遅れるな・・・」
「現在晩点」と表示がでたのは56分。
06分から25分発になるとのこと。
(もっと早く言ってくれれば
城壁でゆっくりできたのに・・・)
改札が始まると同時に駅員にせかされ、
ホームまではダッシュだった。
荷物が大きい現地の人は走るのが大変そう。
でも、走らないと列車に発車してしまう!
■17時30分頃
座って発車を待つ。
そういえば、朝のロオジャオモー以降、
水分以外口にしていなかった。
カップ麺とキュウリ味のポテチを食す。
ちゃんとキュウリ風味だった。
「むこうの山が兵馬俑だよ」と
相席のおじさんが教えてくれた。
日本人だと言うと、みな親切にしてくれる。
ちょっと寝ますか・・・
上段から見下ろす中段と下段のベッド。
■21時00分頃
延安駅に到着。
夜の、だだっ広いホームの雰囲気、
好きだなあ。
今晩は駅前のホテルを利用。
「ベッドの上に机??」
不思議なお出迎えだった。
しかも、「ぬいぐるみは売り物かーーいっ」
額の値札は88元。
机をおろし、クローゼットから掛け布団を
引っ張り出して、寝る準備完了。
明日のツアーを予約をしてから、
食事に出た。
私たちの好きな青菜炒めは
「焼油麦菜」というらしい。
ホテルへの帰り道で
昔懐かしい見た目のアイス1元を
買って食べてみた。
ホームランバーアイスを
薄味にしたような味だった。
久しぶりに水圧が安定している
シャワーを浴びて、横になる。
明日はまだ開発途中の秘境!
中国のアンテロープキャニオン、
甘泉雨岔大峡谷だーー!
←つづく!
■今日の主な費用
(全て1人分・1元=約16円)
・城壁入場料 54元
・西安→延安
硬臥/下段1,639円、上段1,514円