じぶんの一歩

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山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

青海から内蒙古へ⑤!西寧~塔爾寺(タール寺)

◆2019年8月9日(金)/3日目

本日の後半戦は塔爾寺(タール寺)。

西寧市の西約20kmにある

チベット仏教のお寺へ向かう。

その後は一路西安へ。

2000kmの鉄旅が始まる!

 

●今日のスケジュール

東関清真大寺→西寧駅(切符発券・朝食)

→塔爾寺(タール寺)→夕食→西寧駅

→蘭州経由→西安(翌日着)

 

■11時30分頃

朝食後、西寧駅から塔爾寺(タール寺)へは、

バス909番で。

ちょっと遠回りするみたいだけど、

始発から終点で、迷わず、座れるのがいい。

約1時間で到着、1人4元。

駅横のバスターミナルから乗車できる。

 

最短で行くにはバスの乗り換えが必要で、

そのバス停に行く路線がよく分からなかった。

タクシーだと約30分ほどで行けるとのこと。

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■12時30分頃

塔爾寺(タール寺)のふもとのバス停に到着。

人の流れにそって、

みやげ物やさんが軒を連ねる道を

ゆるやかに登っていく。

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■12時50分頃

塔爾寺(タール寺)に入ります!

入場料は70元。

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入口すぐの「如来八塔」は記念写真スポット。

大勢の観光客でにぎわっていた。

雲行きがあやしい。遠雷が聞こえだした・・・

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地図③(文字が入力できない!)を見学。

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今まで見てきた様々なお寺とは

全然雰囲気が違う。

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上部でぐるっと取り囲む、

さまざまな動物の剥製のせいかな?

なんか、視線を感じるような・・・

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ここで、さっきの遠雷がいよいよ近づき、

夕立のため20分ほど足止めを余儀なくされる。

ちょうどご本尊の近くにいたので、

濡れることなく

雨雲が遠のくのを待つことができた。

 

雨が上がったので、見学再開。

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丸い装飾が印象的。

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次に訪れたのは地図⑮の蔵経楼。

塔爾寺(タール寺)で一番荘厳な建物だった。

中は観光客に混じって仏僧の姿もあり、

とにかくごった返していた。

周囲では五体投地で礼拝する人もあり、

異文化を感じずにはいられなかった。

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しばらく付近を歩いてまわり・・・

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そろそろ引き返すことにした。

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階段を登った先で輝いているのは、

金色の象。

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まゆ毛がある!

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向かいの山にも寺院は広がっている。

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■14時45分頃

塔爾寺(タール寺)を後にする。

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■16時40分頃

来た時と同じバスに乗って、市内へ戻る。

そして!!

おまちかねの羊肉屋さんへ。

昨春、張掖で羊肉を食べてから

ダンナは羊肉の虜になってしまったのだ。

ここは地元で人気の羊肉のお店。

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待ってました!

スプライトを1本頼み、全部で140元。

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■18時00分頃

再び西寧駅に戻り、ザックを回収。

 

■18時15分頃

さあ、約2000kmの鉄旅がはじまります!!

まずは西寧→西安、約860kmの移動。

ホームへの階段から見下ろす

この風景が私はとても好き。

今回は昼間だけど、夜はもっと好き。

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西安への直通列車は人気路線のようで、

予約が取れなかった。

 

西安に行けないとなると、

その先の旅程を大幅に変更せざるおえなくなる!

我が家の旅のコーディネーターであるダンナが

頭をかかえて焦りまくった結果、

蘭州乗り換えに切り替えることで、手配が完了。

 

西安に着く時間が直通列車より遅くなるので

観光の時間が減るのは残念だけど、

とにかく、良かった、良かった。

・西寧/18:45→蘭州/22:32

・K816 硬臥/下段1,358円、上段1,233円

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ラクダの模様のカーテン。

車輌のペイントといい、この列車、

それっぽくしているやん。

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まだ寝るには早すぎる時間。

車内でお向かいの乗客たちと会話を楽しむ。

といっても、中国語が聞けるわけでも

話せるわけではない私たち。

でも、筆談でなら、簡単な会話が可能なのだ!

つくづく日本も中国も漢字の国なんだと思う。

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写真は、成都の小学校の先生だというおじさんから

中国語レッスン?を受けているところ(笑)

彼は先生らしく、きっちりした文字で

「あなたの職業は?」

「日本の定年は何歳?」などの質問や、

各地の名物を教えてくれた。

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中でも一番強烈だった質問がコレ!

おいおい、すごいのぶっこんできたな!!!

「恨」という文字は

日本語と同じ意味でいいんだよね??

とまどっていると、一緒に話しをしていた

少し英語のわかる女性が「hate」と訳してくれた。

・・・一緒だった。

ここもダンナがうまく返事をしてくれた。

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■22時25分頃

なんと定刻より少し早く蘭州に着いた。

周りの人は「ここで下りるんだよ」と教えてくれた。

みな、とても親切だった。

「謝謝」「再見」と手を振って列車を下りた。

成都先生も笑顔で見送ってくれた。

ガランとした蘭州駅で乗り継ぎの列車を待つ。

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■23時25分頃

西安行の列車がホームにすべりこむ。

・蘭州/23:52→西安/翌9:27

・K368 硬臥/下段2,732円、上段2,559円

今回も予約がとれたのは下段と上段。

自由度の高い中段はやはり人気のもよう。

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朝、起きたらキングダムの世界だ!!

 

←つづく!

jibunnoippo.hateblo.jp

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■今日の主な費用

(全て1人分・1元=約16円)

・塔爾寺(タール寺)入場料  70元

・塔爾寺→西寧駅バス     4元

・西寧→蘭州

  硬臥/下段1,358円、上段1,233円

・蘭州→西安

  硬臥/下段2,732円、上段2,559円