じぶんの一歩

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山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

【久住山】ミヤマキリシマ満開、山はピンクに染まる(牧の戸→久住山→中岳→坊がつる→長者原)

◆2016年6月3日(金)
6月2日、夕方の便で成田を発ち、
九酔渓温泉に前泊。
星が降るような夜空だった。
明けて3日。
梅雨入り前のいい天気!
ヤマキリシマ咲き誇るくじゅうを
たっぷり歩こう!

■7時40分
牧の戸登山口出発。
平日にもかかわらず、
駐車場は9割近く埋まっていた。

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「足にくるんだよねー」と評判の、
コンクリート舗装の遊歩道からスタート。

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■7時50分
展望所到着。
初めて見る九州の山々に早くも感動!
韓国岳の時は天気最悪で、
隣の山すら見えなかったからなー
見る余裕もなかったしなー

遠くに見えるのは由布岳

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コンクリート舗装の次は、階段。
本当によく整備されているなあ。

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■8時05分
展望所からしばらくすると、
一般的な登山道がはじまった。

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「わー!阿蘇だ!」
噴煙が上がってる。

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ちょっとした岩の道も
混じってきた。
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■8時15分
沓掛山。
ここは標識すぐ下の登山道から
写真を撮っただけで通過。
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気持ちよさそうな道が
ピンクに染まる山へと続いている。

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コケモモも見ごろ。イメージ 11

見えてきたピンクの山は扇ヶ鼻。
平日なので私たちの両親くらいの方ばかり。
私たちはまだまだ若造だ。
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■9時00分
扇ヶ鼻分岐通過。
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ヤマキリシマの中を歩いて登れる
扇ヶ鼻へ向かう人も多い。
たくさんあるピークにそれぞれ登る人がいる。
みんな思い思いの山を目指す。
くじゅうはそんな山の集まりなのかな。
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少々扇ヶ鼻が気になるところだけれど、
正面に見えてきた久住山を目指そう。
広い空間に平坦な道が伸びる。
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避難小屋が見えてきた。
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■9時30分
避難小屋の前はまるで広場のよう。
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トイレもあるので、ここで一息。
バックは久住山
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■9時50分
休憩終了、さあ出発。
まずは久住分れの標識まで。
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■9時55分
さあ、いよいよ久住山だ。
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石がゴロゴロした登り。
この斜面を登りきった向こうには、
ずっと見たかった景色が待っていた!
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「うわーーーっっっ」
「これだよーーー!!」
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群落でのお楽しみは後まわしにして
山頂に向かう。
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山頂が見えてきた!
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■10時10分
登頂ーー!
すばらしい360度の展望!!
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記念写真をとったら、さあ、お待ちかねの
群落での休憩タイム!
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阿蘇や祖母を見晴らす。
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すっかりゴキゲン♪
晴れてくれて本当によかった・・・!
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■10時35分
次は九重連山の最高峰、中岳へ。
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久住分れを右に。
この道も気持ちがいい!
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右手に見える空池は
なかなかの迫力。
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■10時50分
御池の向こうに中岳。
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こんなに水際を歩けるんやね。
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久住とは趣が異なり、
中岳へは大きな岩がゴロゴロする道を進む。
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■11時05分
中岳!
遠くに由布岳、坊がつるや
ピンクのトッピングをした平治岳(ひじだけ)、
北大船、大船を一望する。
山頂から少しはなれて昼食にしよう。
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■11時30分
下山開始。
この景色をみながらの下山はとても贅沢!
三俣山もピンクの頂。
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左がさっきまでにいた久住山
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■12時20分

歩くほどに違う景色が広がるくじゅうに
すっかり感動!
もっといろんな景色を見たい気持ちが
大きくなるばかり。
今の今まで、牧の戸ピストンか、
坊がつる経由で長者原に下りるか
迷っていたけれど、後者を選択!
避難小屋でトイレ休憩後、
気をひきしめて、坊がつるへ出発。
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今日のルートの中では、
この下りが一番ハードだった。
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■12時40分
下り終えたところが北千里ヶ浜。
今までとは全く違う荒涼とした風景が広がった。
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噴煙を上げる硫黄岳。
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だだっ広い空間を歩く。
硫黄岳の火山特有の山肌と、
ヤマキリシマをまとう三俣山との
コントラストがおもしろい。
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ゴリラ岩?発見!
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■13時05分
坊がつるが見えてきた。
もうひとがんばり!
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樹林帯を抜けたら、
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堂々たる岩壁。
法華院温泉山荘の裏手にでた。
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■13時30分
法華院温泉山荘に到着。
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ここで休憩。
それぞれ200円と山の中とは思えない値段。
外トイレも温便座でさらにビックリ!!
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■13時50分
16時までには長者原に下りたいので
ピッチをあげて法華院温泉山荘を後にした。
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■13時55分
坊がつるに下りてきた。
道の轍を見て、
アイスやジュースの値段に納得。
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のどかでさわやかで広くて、
気持ちいい!!!
昨日までの天気予報では
午後から雲がでるはずだったのに、
良い方へはずれてくれた。
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鳥のさえずりを聞きながら、
長者原へは九州自然歩道を行く。
雨ヶ池までの道は
少し登っては平坦な道が現れる、
この繰り返し。
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雨ヶ池かな?
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■14時40分
雨ヶ池通過。
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■15時05分
あと1.6kmか。
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■15時35分
タデ原が見えてきた。
長者原もすぐそこだ。
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あの山の向こうから歩いてきたんだ!
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■15時45分
長者原到着。
想像をはるかに上回る素晴らしい一日だった。
すっかりくじゅうが大好きになった。
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■15時55分
今日の宿に到着。
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実は地震の影響で、
牧の戸⇔長者原間のバスが運休となっていた。
「これはピストンしかできないなあ」
と思っていたところ、
宿の方が牧の戸に停めてある車まで
送ってくれるとのこと。
宿の方のご好意のおかげで、
今日のコースが可能になり、
くじゅうを堪能できた。
本当にありがとうございました。

いつかまた、この季節にくじゅうを
訪れることができたら、
今度は平治岳に是非とも登ってみたいと思う。

翌朝、目覚めると雨。
九州地方は梅雨に入った。

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■今回のコースタイム
【所要時間】約8時間(休憩約1時間半含む)
07:40 牧の戸登山口出発
07:50 展望所
08:15 沓掛山
09:00 扇ヶ鼻分岐
09:30 久住分れ避難小屋到着(休憩①)
09:50 久住分れ避難小屋出発
10:10 久住山山頂(休憩②)
10:35 久住山出発
10:50 御池
11:05 中岳山頂(昼食)
11:30 中岳出発
11:50 御池
12:20 久住分れ避難小屋到着
12:40 北千里ヶ浜
13:30 法華院温泉山荘到着(休憩③)
13:50 法華院温泉山荘出発
13:55 坊がつる
14:40 雨ヶ池
15:45 長者原到着
15:55 寒の地獄温泉旅館到着

■主な費用
牧の戸登山口駐車場           無料
法華院温泉山荘でのアイスやジュース 各200円/1ヶ
成田⇔熊本往復(LCCマニアのファインプレー) 2,300円/1人

■今日の温泉
九酔渓温泉 ホタルと絶景の宿つれづれ
日帰り   500円/1人(大浴場)
(日帰り貸切は時間によって料金がちがう)
1泊素泊 6,000円/1室
・部屋は足をのばせるサイズのヒノキ風呂付!
他にも石切風呂などあり
・食べ物の持込OK
・チェックイン&チェックアウトが
サービス時間外になってしまったが、
親切に対応してくれた

寒の地獄
日帰り     500円/1人
1泊2食    12,000円/1人
(ポンパレ利用で今回は格安で宿泊)
・冷泉は7月~9月までの期間限定で水着着用
温度はなんと13~14度!
・大浴場のあたたかい冷泉でも18度!
入った後は体がポカポカに
・冷泉を薪で沸かしている
・お風呂、食事やおもてなしは申し分なし
・木造の雰囲気のある旅館