◆2021年10月30日(土)
あまりの天気の良さにじっとしていられず、
久しぶりに「近くて良い山」谷川岳へ。
■8時00分
ロープウェイ乗車。紅葉は土合口駅付近が見ごろ。
■8時30分
諸々準備を整えて、天神平駅スタート。
霜が降りていて真っ白。これはキケン!
澄んだ青空に色づいた木々が映える。
■9時15分
熊穴沢避難小屋で10分休憩。
避難小屋を出ると、いよいよ本番。
断続的に現れる岩場を登り、一気に高度を稼ぐ。
登山道で目を引くナナカマドの実。
■10時00分
天狗の留まり場を過ぎると、
一気に雪量が増えて、この通り。
小さくみなかみの街。
この階段を登りきれば肩ノ小屋が見える。
■10時40分
肩ノ小屋に着いた!
谷川岳主脈ルートがくっきり。
左上、浅間山の冠雪もよく見える。
「おーーこれは!なんてド変態ルート(笑)」
■11時00分
肩ノ小屋を出発。
すれ違いで道を譲るときは踏み抜き注意!
トマの耳が見えてきた!
■11時10分
トマの耳に到着。
尾瀬、越後の山々が気持ちよく見渡せる。
今日は富士山も見える眺望日和!
■11時15分
オキの耳へ向かう。
オキの耳へ下りる道が一番の難所だった。
ここから4爪の軽アイゼンを装着。
振り返ってみるトマの耳の雄姿。
トマで引き返さず、オキに来て良かったと
思った瞬間。
そして!目の前の岩を回り込んだら・・・
いきなり真冬の光景が!
あまりの美しさに声をあげてしまった。
早い時間帯にはもっとびっしり
エビのしっぽがついていたとのこと。
まだ10月なのに、小振りながらもエビのしっぽが
見れるとは思ってもみなかった!
オキの耳がどんどん近づいてきた。
足元の雪や氷とすれ違いで
トマの耳から、夏道の倍の時間がかかちゃった。
■11時40分
オキの耳に到着。
中岳、越駒、平ヶ岳、燧、至仏が一直線。
ここで一服。土合口駅で
「山頂は-7度ですよ」と声かけがあったが・・・
風がなく、日射しもたっぷり。
「昼になって少し気温が上がったかな?」
熱い食べ物がとても体にしみる。
■12時30分
オキの耳を後にする。
難所、渋滞中。
■12時50分
トマの耳の方位盤で山の位置を再確認後、
小屋へ下りる。
■13時00分
肩ノ小屋ではデザートタイム。
山頂よりもぐっと寒さが和らぎゆっくりできる。
コーヒーとレーズンサンドを頬張る。
■13時40分
下山開始。
雪がどんどん融けてじゅるじゅるです・・・
アイゼンも効いているのかどうか・・・?
でもないよりはマシかな。
驚くべきは、こんな状態でも、
運動靴で登ってくる人が多いという現実。
■13時50分
天神ザンゲ通過。
このあたりが季節の変わり目。
下に見える「天狗の留まり場」から下は、秋の山。
■14時15分
天狗の留まり場に到着。
ここでアイゼンを外し、岩場を下りる。
この後、先の岩場で落っこちた。
足を置いたとたん、濡れた靴底がツルッと滑り
バランスを大きく崩してしまった。
「転倒」でなく、滑って落ちたから、まさに「滑落」!
幸いにもうまく足場と手がかりを確保できたので、
青あざが2つ出来ただけですんだけれど、
身長分くらいは落ちてしまったのかな?
岩場の上部で足を滑らせたのもあり、
最悪の結果を考えるとゾッとせずにはいられない。
・・・今回は相当ヤバかった。
思えば、私の転ぶ率が抜群に高いのはこの谷川岳。
流血する登山者を3度見かけたのも谷川岳。
(他の山では流血者に遭遇したことはないのに)
大好きな山なんだけど、相性、悪いのかな・・・
■14時45分
熊穴沢避難小屋通過。
山肌が秋色に染まっている。
■15時25分
ロープウェイ天神平駅到着。
ロープウェイの乗車待ちの列がのびていた。
ダンナと交代で靴の洗い場に行ったりしつつ、
待つこと50分。
ようやくロープウェイに乗り、土合口駅に下りる。
いつもは「湯テルメ谷川」へGO!なんだけれど、
足を延ばしてみた。
食事処もあるので大変便利!(LO20時)
↓ 上州トンカツ定食(1400円)
■今回のコースタイム
【所要時間】約6時間55分
(休憩時間 約2時間5分含む)
08:30 天神平
09:15 熊穴沢避難小屋(休憩10分)
10:00 天狗の留まり場
10:40 肩ノ小屋(休憩20分)
11:00 肩ノ小屋出発
11:10 トマの耳(休憩5分)
11:40 オキの耳(昼食)
12:30 オキの耳出発
12:50 トマの耳
13:00 肩ノ小屋(おやつタイム)
13:40 肩ノ小屋出発
14:15 天狗の留まり場
14:45 熊穴沢避難小屋
15:25 天神平
■コース上のトイレ
■主な費用
谷川岳ロープウェイ往復 2,100円/1人
ロープウェイ駐車場 500円/1日
■今日の温泉
(※JAFで100円割引→700円)
・日帰りは21時半まで(受付20時半まで)
・広々大浴場は源泉100%
・4つの露天風呂からは赤谷湖が見える
・お食事処併設(LO 20時)
・BBQ 施設もある
・野菜の収穫体験もできる