じぶんの一歩

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山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

【黒部五郎岳①】青天井の大伽藍へ(新穂高→双六小屋)

◆2018年8月2日(木)/1日目

黒部五郎岳に呼ばれはじめ
3年が過ぎただろうか。
いよいよ憧れの頂を目指し、黒部源流域へ。
長く歩いたその先に待っていたのは
息をのむ絶景の連続だった。
 
1日、仕事を終え、
新穂高温泉に到着したのは
深夜2時をまわっていた。
駐車場激戦区といわれる新穂高エリアの
駐車場はすでに満車だったので、
新穂高ロープウェイ鍋平高原登山者用駐車場を
利用することとなった。
 
■6時30分
鍋平高原登山者用駐車場出発。
まずは新穂高センターまで山を下る。
 
■7時00分
新穂高センター到着。イメージ 2
 
■7時20分
身支度を整え、登山届けを提出し
新穂高センターを出発。
 
■7時30分
ゲートを通過。林道に入る。イメージ 3
 
■8時00分
お助け風の付近は
あちこちの岩の隙間から
冷たい風が吹き出ていた。イメージ 14
 
■8時45分
わさび平小屋到着。ここで休憩。イメージ 4
 
■9時10分
休憩終了。
じわじわ登りの林道をさらに進む。
今日はすでにお疲れモード。
体が重く、過去最悪のコンディション。
「これは先が思いやられるなぁ・・・」
イメージ 5
 
■9時25分
小池新道に入る。
見事に整備された登山道に感動!イメージ 6
 
遠くに槍ヶ岳が見えてきた。イメージ 7
 
初めて見る角度。イメージ 15
 
■10時25分
秩父沢に到着。
お疲れモードに日差しが加わり、
体が鉛のよう。
沢の下から吹き上げる風を受けながら
休憩をとる。
イメージ 8
 
■10時45分
重い腰をあげ、休憩終了。
秩父沢を出発。イメージ 9
 
■11時15分
チボ岩通過。イメージ 10
 
■11時30分
イタドリヶ原通過。イメージ 11
 
■11時40分
イタドリヶ原から10分。
「もう、あか~ん!」
私は、風の通る登山道脇の木陰に
へたりこんでしまった。
「はたして双六小屋まで登れるのか?」
早くも本日最大のピンチ到来…
 
■12時10分
涼んで、飲んで、食べて、
若干ながらも体調快復。
ここでへたりこんでいても仕方ないので、
鏡平のかき氷を目標に頑張って歩き出す。
 
■12時35分
シシウドヶ原。イメージ 12
 
シシウドヶ原にはベンチもあり、
この通り焼岳や乗鞍岳が見渡せる。
もちろん左手には槍穂がならんでる。
小池新道の入口が小さく見えていた。イメージ 13
 
■13時10分
熊の踊り場。イメージ 16
 
■13時15分
「あともうちょっとでかき氷!」 イメージ 17イメージ 20
 
やっと木道がでてきた!イメージ 18
 
■13時40分
鏡池に到着!
みなさんお疲れのご様子。イメージ 19
 
それにしても見事な槍穂!
ちょっと雲が多いけれど
くっきりと続くその稜線をしばしながめる。イメージ 21
 
湖面にうつる槍の穂先は、
風にゆらいでいた。イメージ 22
 
■13時45分
鏡平山荘到着。
待ってましたのかき氷!イメージ 23
 
下山時はコーヒーフロートを
絶対注文しよう!イメージ 24
 
■14時20分
鏡平山荘での昼食休憩を終え、
当初の予定通り双六小屋を目指すことにした。
「なんとかなるだろう・・・きっと・・・」イメージ 25

 

■15時00分
弓折中段通過。イメージ 27
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■15時30分
弓折乗越。
午前中見上げていた槍が
同じくらいの高さになってきた。イメージ 28
 
■15時40分
弓折乗越出発。
ここから先は景色のいい稜線歩き。
疲れも紛れるだろう。イメージ 29
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弓折乗越から約20分。
残雪と、その奥に鷲羽と水晶が
目の前に現れた。
ちょっと感動!イメージ 30
 
雪上を歩いてみた。イメージ 31
 
「気持ちいいーーー!」
イメージ 1イメージ 32
 
■16時00分
花見平
高山植物のピークはやや過ぎたよう。
でも、まだまだたくさんのお花が
目を楽しませてくれていた。イメージ 44
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チングルマは8~9割が綿毛に
なっていたけれど、
場所によっては花を見ることができた。イメージ 35
 
そして!!
やっと見えた双六小屋!イメージ 36イメージ 38
 
なかなか近づいてこない双六小屋。
足元はくろゆりベンチ。イメージ 37
 
■16時25分
くろゆりベンチ通過。
ちっちゃく「双六小屋まであと30分」
と書かれていた。
座りたい気持ちをぐっと抑えて小屋を目指す。イメージ 39
 
ここから小屋までは山腹を通る
ハイマツのゆるやかな下り。
イメージ 40イメージ 41
 
やっとテント場までやってきた。イメージ 42
 
■17時05分
双六小屋到着。
今日は木曜日にもかかわらず
布団2枚に3人でのご案内とのこと。イメージ 43
 
チェックイン後、
自炊室で持参した夕飯を食べる。
でも、私は疲れすぎて食べ物が喉を通らない。
明日のために無理やり口に押し込む食事は
苦行のようだった。
 
これだけ疲れていれば
少々混んでいても眠れるだろうと床につく。
しかし、なんてことでしょう!
となりのご夫婦は過去最強のイビキ夫妻だった。
一晩中、デュエットを聞くはめになった。
 
←つづく