◆2020年8月29日(土)
日帰りで、眺望のいい山に登りたくて、
編笠山にやってきた。
離れた場所から見ると
なだらかに裾を広げるキレイな稜線も、
歩くときついんだろうな・・・
■6時20分
観音平登山口を出発!
この時間になると、どんどん車が到着し、
駐車場はほぼ満車だった。
朝日が射し込んできた。
■7時10分
雲海に到着。
「雲海」とまではいかないまでも、
雲の上に秀麗な富士の青いシルエットが
浮かび上がっている。
ススキの穂も秋の気配。
■7時40分
ベンチのあるところを通過。
時々平坦な道が出てくるのがいいね。
北八ツのような大きめの石の登山道。
■8時00分
押手川はちょっとした広場みたいで
休憩にちょうどいい。
10分ほど、腰をおろして一休み。
■8時10分
押手川出発。山頂へ向かう。
淡々と登って行くと、
苔むしてきた。
これも北八ツみたい。
この一本だけやけに白くて造形的。
幹がらせん模様!
しばらく登ると・・・
■9時00分
このコース唯一のハシゴが登場。
そして、また、まっすぐ登り続ける。
「うーん。
登っても登っても変わりばえしないなー」
それでも、
「だいぶ登ってきたな」と振り向くと
甲斐駒が早くも雲に隠れてようとしていた。
「おいおい、雲湧くの、早いよ〜」
「進む先は真っ青な空なんだけどなぁ」
空が近くなってきた!
「山頂まで本当にホントにあとちょっと!」
だって!
ウメバチソウがかわいい。
やっと山頂が見えた!
■9時30分
編笠山山頂に到着。
「ちょーーっと雲が多いなぁー!」
近くにあるはずの赤岳はどこ?
北アルプスもどこにあるのでしょう?
南アルプスはもはや
心の目で見るしかありません・・・
頭の上は抜けるような青空なんだけどね。
■10時25分
今日の眺望は50点かな。
大展望を期待して登ってきただけに
ちょっと残念。
青年小屋へ行こう。
このあたりはシャクナゲロード。
花の季節にまた歩きたいな。
樹林帯を抜けると、青年小屋が見えた。
ゴロゴロとした岩に書いてあるマークを
目印に下りていくと、
小屋からバイオリンの音色が聞こえてきた。
「山でクラッシックって珍しいなー」
■10時50分
「遠い飲み屋」青年小屋に到着。
手前にあるのは「ラブランコ」。
「飲み屋」と言うのでドヤっとしたオヤジっぽい
イメージを勝手に抱いていたんだけど、
流れるバイオリンの音色はなんと本物!
「なんて優雅なんでしょう!!
てっきりCDかと思ってました!」
今日開催される「夏の終わりのコンサート」の
練習をされていたんですね。
とても心地の良い休憩になりました!
今後のために、テント場を偵察。
山バッチを購入したら下山しよう。
■11時25分
青年小屋出発。
ちっちゃな森のような苔。
下山は巻き道で。
歩荷で利用するだけあって
なだらかによく整備されていた。
この日は大きな楽器を背負った人の姿も・・・
ここも、苔むす森。
■12時25分
押手川に到着。
やっとお腹が空いてきたので、
ここで昼食にした。
■13時05分
押手川を出発。
■13時20分
ベンチを通過。
■13時40分
雲海を通過。
かわいいお花に迎えられて、
■14時15分
登山口に戻る。
延命の湯で汗を流したあとは、
窓からの眺めのいいほうとう屋さんで
早めの夕食。
お腹も満たされ、
高速道路に乗る前に少し仮眠しておこうと
再びの観音平駐車場。
展望台から見た南アルプスの山が
今日一番の眺望だった。
■今回のコースタイム
【所要時間】約7時間55分
(休憩時間 約2時間20分含む)
06:20 観音平駐車場
07:10 雲海
08:00 押手川(休憩①)
08:10 押手川出発
09:30 編笠山山頂(休憩②)
10:25 編笠山出発
10:50 青年小屋(休憩③)
11:25 青年小屋出発
12:25 押手川(昼食)
13:05 押手川出発
13:40 雲海
14:15 観音平駐車場
■コース上のトイレ
観音平駐車場、青年小屋
■主な費用
観音平駐車場 無料
■今日の温泉
延命の湯 830円/1人(JAF割で100円引)
・道の駅こぶちざわと同じ敷地内
・ゼロ磁場と同等のパワースポットらしい
・効能は霊感が高まるとか、夫婦円満とか・・・
・観音平駐車場からは車で10分ちょっと