じぶんの一歩

じぶんの一歩

山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

【槍ヶ岳②】感無量!(槍沢ロッヂ→殺生ヒュッテ)

◆2015年9月12日(土)/1日目
■11時15分
お昼の作戦会議の結果、
②案「今日のうちに肩まで登ってしまう」を
選択した私たちは肩を目指して
槍沢ロッジを出発!
まだあと5.9km。長いなあ。
イメージ 1
 
しばらくはおだやかな道が続く。
イメージ 3
 
お花もあちこちに咲いている。
イメージ 5
 
■11時50分
槍沢小屋跡だ!
イメージ 6
 
ババ平のキビシイと評判のトイレが
なんと新しくなっていた!
できたてホヤホヤな様子。
これなら快適だね!
イメージ 4
 

あと5km。
ここから傾斜がどんどん増していくはず。

イメージ 7
 
写真には納まりきらない
雄大な景色が広がり続ける。
左手の山肌からは無数の滝が流れ出てる。
イメージ 8
 
正面はこの景色。
川を遡り奥へ、奥へ。
イメージ 9
イメージ 10
 
まだ雪が残ってる。
イメージ 11
 
■12時30分
大曲到着。
大勢の方と一緒に私たちも休憩。
イメージ 12
 
むこうに見える山を越さないと
槍ヶ岳は見えないらしい。
・・・遠い!
イメージ 13
 
ひたすら、登る。
イメージ 14
 
■13時35分
やっと天狗原分岐。
今日の天狗原の逆さ槍は
すごくきれいなんだろうな・・・
でも寄り道せずに休憩の後、
肩を目指してゆっくり急ぐ。
イメージ 2
 
すれ違いの方に聞く。
「まだ槍は見えないんですか?」
「手前の山を越えれば見えるよ!」
イメージ 15
 
「槍はいずこ~」
だいぶヘバッてきた。
先の見えないこの道を登るのみ。
イメージ 16
 
■14時40分
「出たっっっ!」
ついに「出たっっっ!」
グリーンバンド到着。
威風堂々、槍ヶ岳は本当に美しい。
「やっぱり天気の良い今日のうちに登ってきてよかった」
としみじみ思う。
イメージ 31
 
「あんなに近くに見えるのに、
歩いても歩いても近づかないんだよ~」と
すれ違いのおじさん。
本当にここからが遠かった。
イメージ 18
 
ここでアクシデント発生!?
ダンナが腹痛に。
私のヘロヘロな歩みではこらえ切れず、
ここから別行動。
ダンナは殺生ヒュッテ(のトイレ)へ猛ダッシュ!!

一方、私。
すでに上高地を出て9時間あまり。
さすがに筋力の限界が見えはじめてきた。
写真を撮りつつ”10分歩いて立ち休憩”の繰り返し。
もう、10分以上の連続歩行が厳しい状態。
息切れはしないけど、足があがらなくなってきた。
甲斐駒での試練が頭をよぎる。
「ここまでくれば絶対たどり着ける!
あわてずゆっくり歩こう!」
自分を励ましながら、
景色を楽しみながら登る。
ここからグッとペースダウン・・・
イメージ 17
  
■15時00分
播隆窟通過。
イメージ 19
 
足元にはかわいい花もいっぱい。
イメージ 20
 
げげっ!
ヒュッテ大槍へはこのジグザグを登るのか!
イメージ 21
 
■15時20分
殺生ヒュッテ、槍ヶ岳山荘への道もまだまだ続く。
あと900m?
ますます傾斜はきつくなるばかり。
イメージ 22
 
■15時40分
「ひぃ~~!着いた~~」
やっとこさ殺生ヒュッテに到着。
すっきりしたダンナとも合流。
二人の体力では肩まであがることは出来ず、
今日の行程はここまで。
チェックイン後、着替えの際、
ダンナの足が激しくつった。
腹痛を押してのオーバーペースがたたったのか。
「やっぱり、つってもうた・・・」
イメージ 23
 
ペプシで乾杯!
見上げると堂々たる穂先が大迫力。
よくここまで登ってきたと自分を褒めよう。
イメージ 24
 
気分よくポーズをとっていたら、
すれちがいの見知らぬお兄さんから、
ペプシかよっ!」
「そこはコーラだろっ!」とつっこまれる。
ペプシしかなかったから」
「なら、仕方ない」
 
小屋からは、前穂のギザギザや、
イメージ 25
 
常念。
イメージ 28
 
夕暮れ時、富士や南アルプス
美しいオレンジに染まってた。
明日の天気が少しでも良くなりますように。イメージ 26
イメージ 27
  
■17時00分
待ってましたの、夕食。 
イメージ 29
  
小屋のおじさんは、
あたたかな人柄がにじみ出てる方。
加えてこの日の殺生ヒュッテは混んでいなかったので、
下段1区画(3人分の布団あり)を2人で使用でき、
上段すべてと私たちの隣の区画は空いていた。
カーテンを閉めてしまえば個室同然。
これは、ゆっくり休めそう!
大満足の殺生ヒュッテだった。
イメージ 30
 
 ←つづく!

jibunnoippo.hateblo.jp

 

→ひとつ前の記事へ

槍ヶ岳①!感無量の頂(上高地→槍沢ロッヂ) - じぶんの一歩