◆2016年8月7日(日)/2日目
■9時40分
名残惜しいが、下山。
鑓温泉を目指す。


赤い山肌に近づいたところで、

■9時55分
鑓温泉分岐到着。
左へ下りる。

下りるとすぐに駒草の群落!


下りてきたんだなあ。

右手の景色。

左手の景色。
目を楽しませてくれるなー。

あそこで休憩しよう!

■11時00分
休憩場所の目の前にはお花畑が。
オレンジはヤマユリだろうな。

紫はいったい何の花?

■11時10分
休憩終了。
足元の指示は次の通り。
「この先鎖場ストックをザックに着けて
両手をしっかり使えるようにしましょう!!」
ストックをしまって出発。

ここにも指示。
「この先滑ります ~略~ 慎重に」
※このあたりで猿が出現。猿にも要注意!

ごく小さな沢を渡って、
靴底がぬれたところで、

鎖場がはじまった。
足場が狭く、岩がすべる。



鎖場終了。木段にホッとする。

木段を下りたところで、鑓温泉小屋が見えた!

ホッとしたのも束の間だった。
ラストには、細くてスリップしやすくて
ちょっと谷に傾いた道が待っていた。

■11時45分
白馬鑓温泉小屋到着!


さあ、待ってましたの温泉タイム!
秘湯、鑓温泉だーー!
開放感抜群の混浴露天風呂。
受付前のよしずの隙間や
下のテント場や登山道からも
けっこう見えちゃう。
女性は水着を着ればOK。
でも男性はみんな裸なので入るタイミングによっては・・・
ご想像ください。

私は内風呂へ。
わずかながら内風呂の方が高所にあるみたい。
内風呂といっても天井はなく
なかなかの開放感。
少し熱めのいいお湯だ!

■12時55分
着替えをすませ、お昼を食べて
(今年はカップ麵のみの販売)
猿倉へ向け下山再開。
右を流れているのはあったかいお湯だった。


「暑い!」

■13時20分
雪がなくなったトラバース道。

■13時35分
崩沢。

絶対にスリップできない!
緊張を強いられる。

またまた「暑い!」

私は手だけ。
とても冷たくて気持ちいい。

■13時45分
杓子沢。


小日向のコルまで続く道が見渡せた。
「長いなーー」

また登るんだから、
下りなくていいのに・・・

この先で熱中症の方を追い越した。
後に県警に救助され無事だったとのこと。
この日は白馬鑓ヶ岳で熱中症の方を含め、
3件も遭難があったらしい。
途中、荷揚げだと思っていたヘリは
ケガ人を運んでいたのかもしれない。
この稜線の上が小日向のコル。
それほど長くはないものの、
この登りはつらかった。
陽射しがジリジリつきささり、
疲労で足が重い。
ダンナの頭には濡れタオルが巻かれている。

■14時55分
小日向のコル通過。
ここからはひたすら下るだけ。
でもあと2時間はかかるのか・・・

とうとうブナ林に入った!

■16時40分
昨日の道にやっと出た!

■16時55分
猿倉到着!
もうヘトヘトだ。
今回、杓子岳を巻いたのは大正解だった。
登っていれば後半の疲れは倍増、
時間も小一時間押していたはず。
ヘトヘトだけではすまなかったかも。

山の要素がぎっしり詰まった白馬三山。
雪渓を越え、
お花が絶えず咲き誇る道を歩いていく。
山頂を味わい、温泉につかる。
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■今回のコースタイム
●1日目
【所要時間】約8時間30分
(休憩・受付約1時間45分+各所で立休憩含む)
07:40 猿倉出発
08:45 白馬尻到着(休憩①)
09:10 白馬尻出発
11:10 大雪渓終了
12:10 昼食(休憩②)
12:40 出発
13:05 避難小屋
14:05 村営白馬岳頂上宿舎到着(休憩③)
14:25 村営白馬岳頂上宿舎出発
14:45 白馬山荘到着(受付)
15:25 白馬山荘出発
15:40 白馬岳山頂
16:00 下山開始
16:10 白馬山荘到着
●2日目
【所要時間】約10時間10分
(休憩・入浴約1時間30分+各所で立休憩含む)
05:06 ご来光
06:45 白馬山荘出発
07:30 最低鞍部通過
08:00 杓子岳巻道
09:05 白馬鑓ヶ岳山頂直下分岐(雷鳥見物)
09:15 白馬鑓ヶ岳山頂到着(休憩①)
09:40 白馬鑓ヶ岳山頂出発
09:55 鑓温泉分岐
11:15 鎖場
11:45 白馬鑓温泉小屋到着(入浴・昼食)
12:55 白馬鑓温泉小屋出発
14:55 小日向のコル
16:55 猿倉到着
■主な費用
猿倉駐車場 無料
白馬山荘1泊2食 9,800円/1人
・ケーキセット 800円/セット
・生ビール 800円/1杯
頂上宿舎
白馬鑓温泉小屋


