じぶんの一歩

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山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

昔の山旅1990!さいはて利尻の頂に立つ

■1990年8月10日(金)
この年のお盆休みは、さいはての島めぐり。
1泊目 札幌/2・3泊目 礼文島
3・4泊目 利尻島/5泊目 稚内
と、なんともぜいたく。

各島の民宿の方からも、
「(礼文と利尻に)2泊ずつしていくお客さんは
少ないんですよ~。
ゆっくりしていただけて、うれしいです」
と声をかけていただいた。

■8月12日(日)
礼文島ハイキング。
北から南まで踏破するのはたいへんなので、
2つにわけて歩いてみた。

まずは、澄海岬から
礼文島最北端の地スコトン岬へ。
晴れた日には遠くサハリンを望めるらしい。

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次は地蔵岩から桃岩へ。
これは地蔵岩。

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気持ちのいい散策路が続きます!イメージ 4


ピークの過ぎたお花畑を歩いていく。イメージ 5


「気持ちいいーーー!!」イメージ 6


すすきの穂に
早い秋の気配を感じる。イメージ 7


「これが桃岩かあ!!」イメージ 8


「明日、利尻へ渡ろう」
「あのてっぺんに立てるかな?」イメージ 9


■8月14日(火)
いよいよ旅のクライマックス!
今日は利尻登山の日。
天気がいまひとつだなあ。
民宿の方に三合目の登山口まで送っていただく。

■6時25分
甘露泉水出発

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■7時35分
伯耆大山登山で味をしめ、
利尻山もその延長でとらえていたので、
今見るとありえない装備だね。
服装は見てのとおり。
水筒も行動食も持っていなかったので、
民宿の方が全部用意してくれました。
どうもありがとうございました。
<頂上まであと3,340m>イメージ 11


■8時15分
ガスだか雨だかわからない状態です。
<頂上まであと2,590m>イメージ 12


時々、海に浮かぶ礼文島が見えます。イメージ 13


■9時20分
利尻岳山避難小屋到着。
あいかわらず上はガスってる。イメージ 16

こんなところにウルトラマン
ウルトラマンをわざわざ担ぎ上げたとは。
スバラシイ!イメージ 15


■10時25分
9合目!

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■11時50分
ついにたどり着きましたーー!
何も見えましぇーーーん!!イメージ 1


私たちが「百名山」を
はじめて知ったのはこの時だった。
この方の百名山達成の記念すべき瞬間に
出会えたことに、とても感動した。
この方、お元気でしょうか?イメージ 17

お社の朱塗りの色も鮮やかです。

あとは下山のみ。
なかなかワイルドな登山道。イメージ 18


■13時40分

利尻山避難小屋でひと休み。
脱いだ靴はこのとおり。
当たり前だけど、
スニーカーでのぬかるみ道の下山は、
まあすべるわ、すべるわ。イメージ 19


膝から上は
(スキー用の)ポンチョで守られていたので
きれいです。イメージ 20


■13時55分
長官山。
今頃になって天気が回復しはじめた。イメージ 21


山頂は見えなくても、上機嫌です!イメージ 22イメージ 25

 

ハイマツの道を海へと下りていき・・・イメージ 23


■16時30分
約10時間かけて甘露泉水に
もどってきた。
振り返ってみると、
お盆の真っ只中だというのに、
小屋と山頂以外では、
ほとんど人に会わなかったような…
ましてや女性は私たちだけだった。
登山ブーム?の今だったら、
混み混みなのかな?イメージ 24

 

■8月15日(水)
泊港出航。
稚内港につくころ、
全身の筋肉痛がすっかりできあがり、
下船のタラップが地獄のようだった。イメージ 26