じぶんの一歩

じぶんの一歩

山のぼりと旅。写真たくさん!アルバム日記

【赤岳②】八ヶ岳三山縦走(赤岳展望荘→横岳→硫黄岳→美濃戸)

◆2017年7月23日(日)/2日目

■4時25分
今朝の眺望はむずかしいと思っていたら、
なんと、雲海から富士山が頭を出していた。
強風が雲を吹き飛ばしてくれたのかな?
イメージ 2
いつ見ても富士山は、美しい。
イメージ 3
■5時00分
朝食もビュッフェスタイル。
厚焼き玉子、漬物、ウィンナー
菜の花、肉団子、海苔、お味噌汁、
オレンジが並んでいる。
イメージ 4
■6時10分
風はあいかわらずで、おさまりそうもない。
10~15mはありそうだ。
展望荘のスタッフさんに聞いたところ、
「あちら(=硫黄岳)の方はここよりもっと強いよ」
とのこと。
「どうしよう・・・?」
とりあえず、出発!
イメージ 5
■6時15分
地蔵ノ頭。
地蔵尾根から下山するか、縦走するか…
悩みながら歩いてきたけれど、
「やっぱり主稜線を歩いてみたい!」
横岳へ向かう人の列に加わった。
イメージ 6
 
強い西風。
でも、横岳へ向かう道は稜線の東面だったので、
さほど風の影響を受けずにすんだ。
イメージ 7
■6時25分
最初のハシゴ。
イメージ 8
 
トラバース気味にクサリを辿り、
そのまま上へ方向を変えて、
イメージ 9
どんどん登っていきます!
イメージ 10
 
お花の量も増えてきた。
イメージ 12
イメージ 13
 
上りきったら、
イメージ 11
今度は、強風の西面の道。
イメージ 14
風でピンボケのハクサンイチゲ
イメージ 15
下りたり、上ったり。
イメージ 16
 
稜線に出るといいながめ。
赤岳と富士山。
展望荘はもうあんなに小さい。
イメージ 1
 
雲のむこうに両神山
両神山が見えると
なんとなくウレシイ埼玉県民。
あの山の向こうに家があるんやね。
イメージ 17
足元の斜面はお花畑。
イメージ 18
 
探していたウルップソウも。
イメージ 19
■7時10分
三叉峰通過。
ゆるやかな稜線を進んでいく。
イメージ 20
背後でそびえるのは赤岳と阿弥陀岳
イメージ 21
このハシゴをのぼったら
横岳の最高峰、奥ノ院。
イメージ 22
■7時25分
横岳到着!
イメージ 23
雲行きがあやしいので休憩せずに
硫黄岳へ向かおうとしたけれど、
すれ違い渋滞発生中。
自ずと立ち休憩になっちゃった。
イメージ 24
赤岳展望荘グループのガイドブックによると、
『奥ノ院からの20分が核心部で、
クサリ・ハシゴ・ナイフリッジ(すべて約5m)の
「プチ北アルプスキレット」・・・』とのこと。
イメージ 25
イメージ 26
イメージ 28
 
イメージ 27
 
岩場を過ぎたら、
展望荘のスタッフさんのアドバイス通り、
強風ゾーンに突入。
視界がどんどんきかなくなってきた。
イメージ 29
■7時40分
コマクサの群落が、ガスの中から現れた。
道の右手も左手も、コマクサ!
こんなにたくさんのコマクサは初めて!
イメージ 30
■8時00分
硫黄岳山荘到着、トイレ休憩。
風から開放され、ホッとする。
イメージ 31
そして、トイレに行ってビックリ!
「ええーー!ウォシュレットですとーー!?」
イメージ 32
■8時15分
天気がいよいよ崩れてきたので
お茶はガマンして、硫黄岳山荘出発。
あたたかい飲み物は赤岳鉱泉までお預けとした。
イメージ 33
 
風でとばされそう・・・!!
とうとう雨が落ちてきた。
雨粒が顔に当たるとちょっと痛い。
ケルンに身を寄せ、
ザックにカバーをかけ、
レインパンツをはいた。
イメージ 34
■8時45分
硫黄岳の広ーーい山頂に着いた。
晴れていれば絶好の休憩ポイントだろうな。
でも今日は、居合わせた方と
記念写真を取り合いっこして、
早々に下山開始。
イメージ 51
「早く稜線から下りなきゃ」
イメージ 35
楽しみにしていた爆裂火口はいずこ・・・!?
韓国岳に引き続き、
爆裂火口には縁がない(泣)
イメージ 36
■9時05分
急に砂地。
赤岩の頭だった。
赤岳鉱泉・美濃戸方面へ。
イメージ 37
すぐに樹林帯に入った。
あれだけ吹きすさんでいた風も
どこ吹く風になった。
これで一安心。
イメージ 38
 
このルートは
文三郎のような果てしない階段も、
岩稜歩きもない。
北八ヶ岳や奥秩父に似た登山道だった。
イメージ 39
イメージ 40
■9時45分
沢が見えてきた。
イメージ 41
イメージ 42
■10時00分
赤岳鉱泉到着。
やれやれ~。
イメージ 43
週末の雨雪の日限定のケーキセット500円を
オーダーしたら、
「まだケーキが解凍できてません」だって。
「なんてこったーーー!」
代わりにホットココアでほっこりした。
イメージ 44
■10時45分
赤岳鉱泉出発。
あいかわらず雨は降っているけど
空は明るい。
イメージ 45
時々温泉のにおいが漂う北沢ルート
イメージ 47
 
川底が赤茶色。
温泉の成分なんだろうな。
イメージ 46
木々の向こうに車が見えた。
いつしか雨も止んでいる。
イメージ 48
■11時30分
とうとう林道に出た。
赤岳の話、次の山旅の話をしながら
のんびりと。
イメージ 49
■12時05分
美濃戸山荘前に戻ってきた。
横岳以降は風雨で
どうなることかと思ったけれど
縦走できて良かった!
北アルプスに向けてのいい練習にもなった!
イメージ 50
■12時10分
赤岳山荘駐車場到着。
 
次、南八ヶ岳に来るときには
ぜひとも硫黄岳の爆裂火口を見てみたいな
 
→ひとつ前の記事へ

イメージ 52
■今回のコースタイム
●1日目
【所要時間】約6時間25分
(休憩約1時間25分含む)
07:00 赤岳山荘駐車場
07:10 美濃戸山荘前
09:25 行者小屋到着(休憩①)
10:05 行者小屋出発
11:10 赤岳・阿弥陀岳分岐到着(休憩②)
11:20 赤岳・阿弥陀岳分岐出発
11:30 キレット分岐
11:50 竜頭峰分岐
12:00 赤岳山頂(南峰)
12:05 赤岳頂上山荘(昼食)
13:00 赤岳頂上山荘出発
13:25 赤岳展望荘

●2日目
【所要時間】約6時間00分
(休憩約1時間10分含む)
06:10 赤岳展望荘出発
06:15 地蔵ノ頭
07:10 三叉峰
07:25 横岳
08:00 硫黄岳山荘到着(休憩①)
08:15 硫黄岳山荘出発(レイン装着)
08:45 硫黄岳
09:05 赤岩の頭
10:00 赤岳鉱泉到着(休憩②)
10:45 赤岳鉱泉出発
12:05 美濃戸山荘前
12:10 赤岳山荘駐車場

■コース上のトイレ
赤岳山荘・行者小屋・頂上山荘・展望荘
硫黄岳山荘・赤岳鉱泉
 
■主な費用
赤岳山荘駐車場      1,000円/1日
赤岳頂上山荘
・マサラカレー       800円/1皿
・コーラ          400円/1本
・その他はブログ内のメニュー写真を参照
赤岳展望荘
・個室1泊2食       12,000円/1人
・お茶、コーヒー、お風呂  宿泊者は無料
・炭酸飲料         400円/1本
赤岳鉱泉
・ホットココア       500円/1杯
・炭酸飲料         400円/1本
・その他はブログ内のメニュー写真を参照
 
■今日の温泉
八峯苑鹿の湯        600円/1人
・美濃戸口から小淵沢ICまでの道沿いにある
・露天風呂あり
・水風呂あり
・脱衣所が広くて着替えがしやすい