◆2017年7月22日(土)/1日目
赤岳はどこからみても、とんがっている。
どこから登っても、最後は急登。
だから何となく、後回しになっちゃった。
今日はがんばらねば!
■7時00分
赤岳山荘駐車場出発。
この時間、駐車スペースはもうあとわずかだった。
■7時10分
美濃戸山荘前の分岐。
南沢ルートで、行者小屋を目指す。

この日差し、
頂上までもつといいのに・・・

沢沿いの道は心地いい。


今日はなんか体が重いな・・・
先が思いやられる。
先が思いやられる。

大きな岩を乗り越えてから、
進行方向右側にも簡単な道が
あったことに気づく。
ちょっと損した気分。

目前の山は、雲の中。

傾斜がゆるやかになった。

■9時25分
行者小屋が見えてきた。
さあ、休憩~!

■10時05分
行者小屋出発。
文三郎尾根から直接山頂を目指すことにした。


どこまでも続く階段。

それも結構な段差・・・
すぐに足がパンパンになってしまった・・・

森の中にちょこんと、行者小屋。

でも、まだまだ階段・・・
まるで苦行だな。

道沿いに咲くお花で気を紛らわそう。

一段、一段、
筋トレ(?)を繰り返すだけ・・
「・・・」

マンモス印の階段が出てきたら・・・

■11時10分
阿弥陀岳への分岐に到着。
ここで小休憩。

分岐から見る中岳と阿弥陀岳。

■11時20分
休憩終了。
階段も終了。
この先は、いよいよ岩場に突入です!


■11時30分
キレット分岐。
ストックをしまって、手袋、ヘルメットを装着。

「がんばります!」


ふりむいてみた。

クサリもあるし、
手がかり、足がかりになる岩もある。
慎重に上へ、上へ。

■11時50分
竜頭峰分岐。
下山の方が「頂上はすぐだよ!」
と声をかけてくれた。



2本のハシゴを登り終えると、

山頂だーー!

■12時00分
赤岳山頂到着。
思った通りのキツイ登りだった!

せっかくの頂上なのに、
「何にも見えないよ~」

■12時05分
山頂は狭く、とても混んでいて
写真もあわてて撮る状態だった。
早々に赤岳頂上山荘へ向かい、
昼食にマサラカレーを注文。
隣のテーブルのお兄さんたちが
「階段で心臓が飛び出るかと思ったわーー」
と関西弁で話していた。

■13時00分
ランチタイム終了。
赤岳山頂はあいかわらず混んでいる。

さあ、赤岳展望荘まで下りよう。

主稜線から行者小屋を見下ろす。
「よく登ってきたなあ」と実感。

赤岳展望荘へはテレビで見たとおりの急降下。
足も疲れているので注意しないとね。


ハイマツ側を歩く列には
苦戦する人もチラホラ・・・
私たちは、左手でクサリを軽く持ったまま
歩いてみた。
歩いてみた。
足元の岩はナナメだけど、
滑ることなく下りることができた。

■13時25分
赤岳展望荘到着。
到着後すぐに雨が降り出した。

今日は奮発!
個室を事前予約してたんだ!
ものすごく快適ーー!

廊下にあるハンガーも、とても便利。

赤岳展望荘では滞在中、
ドリップコーヒーとお茶が無料。
うれしいなあ。

赤岳展望荘には五右衛門風呂もある。
なんか風邪を引いてしまいそうな気がして、
今回はちょっとのぞいてみるだけにした。
風呂釜のすぐ横に窓があった。
今日の窓の外は真っ白だったけれど、
晴れている日はさぞかし気持ちいいんだろうな。
■17時30分
さらに夕食はビュッフェスタイル!
炊き込みご飯、豚汁、たらの芽のてんぷら
豚の角煮、鶏のトマト煮、
山菜(きのことたけのこ)
山菜(きのことたけのこ)
デザートに杏仁豆腐とフルーツ缶。

夕食後、雨が上がったので外へ出てみると、
小屋の軒下でコマクサが元気に咲いていた。

■21時00分
消灯。
ものすごい風の音で目が覚めた。
時計をみると3時半。
「風が強いな・・・強すぎる・・・」
「(縦走はあきらめて)地蔵尾根から下山かも・・?」
「何とかおさまってくれるといいけれど・・・」
とボンヤリ考えていた。
→つづく
