◆2020年9月5日(土)/3日目
今回の旅行で一番楽しみにしていた
釧路川カヌーの日がやってきた!
■8時30分
JR細岡駅集合。
レンタカーは駅近の専用駐車場に置き、
ツアー会社の車に乗り換えて塘路に向かう。
■9時00分頃
塘路に到着。身支度を整え、
オールの持ち方などのレクチャーを受ける。
いよいよ出発ーー!
アイヌ語で、
塘路湖の「塘」は「湖」、「路」は「その場所」と
いう意味だとガイドさん。
カヌーを漕ぐだけでなく、
釧路湿原のあれこれを説明してくれます。
その湖面に浮かぶのはヒシ。
この葉っぱの形が
「菱形」の由来になったんだって。
カヌーは湖面を滑るように
支流のアレキナイ川を進む。
釧路川の「柳」は、
この細い葉っぱの木のことだって。
風で揺れるアノ柳とは
全然イメージが違うね。
カヌーは進む。
泥炭地では生育条件が厳しいので
大きく成長出来ず、
立ち枯れになってしまうとのこと。
人の手がはいっていない
自然のままの釧路川。
そんな川にも(このコースでは)
人工物が2か所あって、これはその1つ。
見えないけれど木々の奥に線路があり、
地盤の補強のためだそうです。
ゆったりと進む。
暑くもなく寒くもない。
カヌーは人力なのでとても静か。
すごく心地良い。
釧路川の本流との合流地点が
近づいてきた。
水の流れが見てとれる。
「手を水の中に入れてみて。本流に入ると
水が冷たくなるから」とガイドさん。
支流と本流、ほんとに水温が全然違って
びっくりした!
オジロワシが飛び立った!
どうやらこの近くに巣があるようで、
じっと木の上に止まっている姿は
見かけるものの、飛んでいる姿はレアだって。
蛇行する川の外側は流れが早く
どんどん岸が削られてしまう。
この木は倒れる寸前。
近いうちに、こうなる。
コース上、一番の大蛇行地点。
方向を変えると、
2つ目の人工物が見えてきた。
ここも上に線路が通っている。
手前に木がなく視界が開けているので
列車がゆっくり走るポイントだそう。
「あ、あそこは!」
ゴールが見えてきた!
■11時00頃
細岡に戻ってきた。
「あー楽しかったーー!!」
カヌーの次は、上から湿原を堪能すべく、
細岡展望台へ!
←つづく
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