◆2018年4月29日(日)
GWまでの期間限定で歩ける、
鳩待峠→至仏山→山の鼻→鳩待峠の
逆周りルート。
行きはよいよい帰りはコワイ・・・
後半戦は手強い雪の斜面が待っていた。
■7時20分
乗り合いタクシーは早い時間から、
お客さんがそろい次第発車をしてくれるので
10分待ったかどうか。
■7時45分
春から冬へ、季節をさかのぼりながら
鳩待峠に到着。
■8時15分
木々の向こうに見える至仏山へ出発!
登山客より、スノーボードやスキーを
楽しむ人の方が多いみたい。
最初はゆるやかに木立の中を登っていく。
じわりじわりと高度をあげていくと、
前方にまだ遠い小至仏と至仏が。
尾瀬ヶ原もきれいに見えてきた!
思ったより雪解けが進んでいる。
これを登ったら、オヤマ沢田代。
■10時10分
オヤマ沢田代に到着。
休憩しよう。
■10時30分
休憩終了。
この雪原の下は湿原なんだね!
小至仏のトラバース行列が
よく見えるようになってきた。
■10時45分
雪上から木段に移る時は要注意と、
近くにいたガイドさんが話していた。
ボーダーたちが足を滑らしたり
踏み抜いたりして落ちているらしい。
団体さんとのすれ違いで渋滞中。
この岩をまわりこむと、
■10時50分
地味な登りのトラバース道。
歩く人が多いので、
しっかりと踏み固められていた。
とはいえ、絶対に道を踏み外せない!
歩く行列を見て、下にもう一本、
トラバース道があるのが分かった。
■11時00分
トラバース道終了。
ゆったりとした至仏の山頂まで
あともう少し!
そんな中、一瞬の隙を狙って撮った
「誰もいない山頂碑」
なんといっても
山頂から見晴らす残雪の山々が圧巻です!
アップと、
パノラマ。
■12時50分
お昼を食べて、
山の鼻へ向け、下山開始。
尾瀬ヶ原を正面に見ながらの下山は
冬期ならでは。
なんて贅沢なながめ!!
ところが。
思ったよりも急斜面・・・
秋に登った時を思い出すと、そりゃそうか。
一旦山頂まで戻って、
小至仏経由でピストンしようか迷いだした。
でも、やっぱり、
山の鼻付近の雪原を見たいので、
このまま下りることにした。
ヒップそりで滑っていったダンナは
あっという間に小さくなった。
私も続く。
三度の夏道。
■13時25分
高天原通過。
この下からまた雪斜面。
アイゼンの脱装着で手間取ってしまった。
「げっ!!!!」
「急すぎでしょ!!」
この付近がこのコース最大の斜度だったような。
ヘルメット持参のヒップそりの達人軍団は
この斜面を滑り降りていった。
シャーベット状の雪はふんばりがきかない。
様子を見ながら一歩一歩足を運び、
傾斜によっては何度かヒップそりなしで
足ブレーキをかけながら滑り下り、
様子を見ながら一歩一歩足を運び、
傾斜によっては何度かヒップそりなしで
足ブレーキをかけながら滑り下り、
その後、やっとザックザックと歩いて
下りられる斜面となった。
目的地の山の鼻は見えているけれど、
斜面が広すぎて、ルートがよくわからない。
ちょこちょこ立ち止まっては
先行の人たちと、周囲の様子確認を繰り返す。
樹林帯に入る手前、
この高度から見る尾瀬ヶ原は
本日一番の美しさ!
細部までよく見渡せる。
■14時20分
やっと樹林帯にはいったが、
時間がおし気味になってきた。
15時までには山の鼻に到着したい・・・
やっと平らなところへ下りてきた。
「あ~~、どっと疲れた・・・」
至仏山頂→山の鼻ルートは
もう二度と下りるもんかと心に誓った。
■14時35分
山の鼻の登山口通過。
この広がりが見たかった!
格闘した斜面もあんなに遠く。
■14時45分
山の鼻到着。
■15時05分
最終バスは4時30分。
鳩待峠へ向かおう。
水芭蕉が見れるとは!!
雪上と木道が6:4程度か?
歩きにくいのでアイゼンを脱ぐ。
雪と木道の境界での踏みはずしや、スリップで
ねんざする登山客が増えているとのこと。
最後でケガしないよう注意しないとね。
こんなに雪が残っているところも。
ここは階段が滝のよう。
そして、石段になったということは、
ゴールはもうすぐ!
■16時10分
鳩待峠到着。
最終に間に合った~!
一時はどうなることかと思った!
■16時15分
最終バスを待たず、乗り合いタクシーで
戸倉へ戻る。
■今回のコースタイム
所要時間 約7時間55分
(休憩時間約1時間55分含む)
08:15 鳩待峠出発
10:10 オヤマ沢田代(休憩①)
10:30 オヤマ沢田代出発
11:35 至仏山山頂(休憩②)
12:50 下山開始
13:25 高天原
14:35 山の鼻登山口
14:45 山の鼻(休憩③)
15:05 山の鼻出発
16:10 鳩待峠
■コース上のトイレ
鳩待峠、山の鼻
■主な費用
戸倉第一駐車場 1,000円/1日
戸倉⇔鳩待峠乗り合いタクシー 980円/1人