◆2018年11月18日(日)/3日目
今日は万里の長城を満喫する日。
激混みが予想される八達嶺を避けて、
慕田峪へ足を運ぶことにした。
何と言っても、
慕田峪には下山のスライダーがあるからね!
娘はスライダーがこの旅一番の
お楽しみらしい・・・(笑)
■6時45分
宿を出発。
このあたりは古い街並が残っている。
あちらこちらで道路や側溝の工事中。
家の前の歩道と思われる部分には、
レンガをひとつひとつ丁寧に敷きつめていた。
■7時13分
ガランとした鼓楼大街駅。
日曜日だからかな。
慕田峪長城へは、バス送迎ツアーを利用。
集合場所の東四十条駅へ向かう。
■8時00分
中国語と英語で乗客チェック後、バス発車。
参加者の8割強が中国語圏の人だった。
気温は1度。
日本で事前予約しておいた
このツアー(約1400日本円)は
北京市内から慕田峪までの往復のバス代だけで、
現地ではフリータイム。
車中で入場料40元(団体割引で5元安い)と
景区内で各々希望する交通手段の料金を
ガイドさんに別途支払います。
私たちは、
リフト+スライダー希望なので、120元。
その際、「吊椅子+滑道」と筆談すると
スムーズに意思疎通ができた。
「中国語が書けるんだね!」と
ガイドさんはニッと笑って親指を立てた
■9時05分
慕田峪観光センター到着。
ここで景区入場券をガイドさんが一括購入し、
参加者に配布してくれた。
赤い洋服がガイドさん。
髪型の印象から、
体操の選手みたいだな、と思った。
ゲートをくぐり、土産物屋さんを
両脇に見ながら引率されていく。
歩くのが早い。
■9時40分
案内図の前で慕田峪のみどころや
集合時間の説明を受ける。
14時まではフリータイム。
集合時間に遅れると、
置き去りにされるそうなので要注意!
■9時50分
これはリフトとスライダーの発着所。
ロープウェイ(=現地ではケーブルカー)乗り場は
ここからもう少し上にあります。
リフトはかなりの高度感。
高所恐怖症の人はキツイだろうな。
すぐに、スライダーが下に見えてきた。
下山が楽しみで仕方ない!
いい青空だ!!
「Beijing Blue!! You're lucky!!」
と、ガイドさん。
長城が目の前に続いている!
もうすぐ到着だ。
リフトは10分弱で
6号楼まで運んでくれた。
■10時05分
6号楼からどこまでも続く稜線歩道を
14号楼まで往復しよう!
小さく見えるロープウェイ。
あれに乗れば14号楼付近まで一気に登れる。
手早く済ませたい人、足腰に不安がある人に
オススメ。
「14~15号楼あたりの景色が良いですよ」
とガイドさんが言っていた。
7号楼が近くなってきた。
楼をくぐると下り道。
稜線歩道なので、
登りと下りを繰り返しての散策になる。
■10時30分
トイレや売店がある8号楼。
お高いけれど水分補給もできる。
矢を射るための穴「箭窓」が
城壁の両側にあるのが、
慕田峪長城の特徴。
「箭窓」から手をのばし、
城壁の外側から長城を撮ってみた。
ブラブラ歩きはまだまだ続く。
人影がなくなると撮影会。
屋根があるのが12号楼。
13号楼。
ここが一番急な階段だった。
しかも狭い。
すれ違い待ちの渋滞が
唯一発生したポイント。
いよいよ折り返しポイントとなる
14号楼が目前になってきました!
■11時10分
ロープウェイ駅やトイレを素通りすると、
広場に出た。
広場のすぐ下には茶店があり、
休憩がてら何か軽く食べようかと思ったら・・・
ここのカップ麵はなんと35元!
町では5~6元で買えるのに~!
お菓子や軽食もカップ麵同様
めちゃくちゃ高い!
そして広場でひとしきり景色を堪能。
「漢」旗は14号楼と15号楼の間に
はためいていた。
山肌に刻まれているのは
「忠于毛主席」
■11時30分
14号楼出発。
思い思いに立ち止まったり、
写真を撮ったりして、6号楼まで戻ろう。
誰もいない!
スマホの画面をずーっと覗きこんでいた
中国人の観光客。
ズームアップ!
スライダー乗り場が見えてきた!
■12時20分
いよいよおまちかねのスライダー!!
まだそれほど混んでいない!
スピーディーに滑れるといいんだけど・・・
■12時35分
出発!!
安全面や写真販売もあるので、
滑り中の撮影はNG。
係員に見つかると注意を受けます。
みぞおちあたりに半固定しておいたカメラ。
レバー操作のついでに、
こっそりシャッターを押してみたら、
それなりに撮れてました。
これはちょっと失敗作やね。
レバーを押すと加速、引くとブレーキ。
もうすぐ終点!
「もっと滑っていたいーー!」
滑り出しからソリを降りるまでは
7~8分くらいかな。
■12時45分
長城の茶店で食べ損ねたままなので、
集合時間まで軽食タイムにしよう。
麓のレストランもそれなりの値段。
リーズナブルそうな
おなじみの看板へ向かった。
パンダの目利き中。
牛包は88元。
塩気がきいていて油ギトギト。
中身はミンチ肉。
牛包はそれなりに食べられたけれど・・・
45元くらい?の焼飯が激マズだった。
まったく味がしない。
何だろう?これは???
隣の席の女性もほとんど残していた。
■14時00分
集合時間になった。
市内に戻る。
往路の2倍以上も時間を要した。
←つづく